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小型カッティングマシン 何が切れる?何が切れない? -スキャンカット編-

2020年08月05日

スキャンカットシリーズの「SDX1010EP」は、小型カッティングマシンのなかでも価格がハイクラス!それに伴うスペックがあるのでしょうか!?ということで、SDX1010EPの実力を様々な素材をカットして検証してみました!
Tシャツ、ステッカー、カード作成も、SDX1010EP一台で描いた物が形になるのを実証していきます。今回は、強粘着マットと弱粘着マットや布用サポートシートを活用してカットします。 替刃は「自動調節用替刃」、「自動調整用替刃(薄い布用)」を活用!皆様のものづくりの参考になれば幸いです。ぜひご活用ください♪

今回カットしたデータ

 
ウレタン フェルト 本革
合皮 プラ板 ゴムシート
写真用光沢紙 ポーセラーツ 不織布
厚紙 布生地 検証後記
ウレタンシート
ウレタンカット前 ウレタンカット後

気持ちよくカットできた。簡単にカットできるので素材としてはとてもおすすめ!
台紙から切り離す作業すら楽しい。

カット結果
素材厚み 1.5mm
使用台紙 強粘着
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス 3 刃の種類 自動調整用替刃
フェルト(ポリ100%)
ポリ100フェルトカット前 ポリ100フェルトカット後

布用サポートシートを利用する。
繊維なので完全にカット出来ているかの判断がスキャンカットでは難しいようで、何度もカットの往復を行いパス5で実行カットできるが時間もかかる。
簡易データでカットはできる。

カット結果
素材厚み 1.5mm
使用台紙 強粘着 布用サポートシート
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス 5 刃の種類 自動調整用替刃
本革
本革カット前 本革カット後

どうかな?と不安だったが良い意味で予想を裏切られきれいにカットできた。
革の裏地が毛羽立つので布用サポートシートがあるとなおよし。

カット結果
素材厚み 1.3mm
使用台紙 強粘着
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス 3 刃の種類 自動調整用替刃
合皮
合皮カット前 合皮カット後

綺麗にカット出来た。素材としてとてもおすすめ。

カット結果
素材厚み 0.6mm
使用台紙 強粘着
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス 2 刃の種類 自動調整用替刃
プラ板
プラ板カット前 プラ板カット後

テストカットで切れてもカットデータの細かさによってはカットが難しい可能性がある。台紙から切り離し時は手で押すとパリパリ剥がれる感じ。
マットは強粘着で素材が浮かないようにしないと何度も切れてるかの自動検出をしてしまう。

カット結果
素材厚み 0.3mm
使用台紙 強粘着
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス 3 刃の種類 自動調整用替刃
ゴムシート(1mm)
ゴムシート1mmカット前 ゴムシート1mmカット後

綺麗にカットできた。切り離すときにスルスルしてすごく気持ちが良い。
素材としてとてもおすすめ。

カット結果
素材厚み 1mm
使用台紙 強粘着
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス 2 刃の種類 自動調整用替刃
ゴムシート(3mm)
ゴムシート3mmカット前 ゴムシート3mmカット後

厚みがありすぎてテストカットの時点でエラー表示。カットは難しいようだ。

カット結果 ×
素材厚み 3mm
使用台紙 強粘着
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス - 刃の種類 自動調整用替刃
写真用光沢紙
光沢紙カット前 光沢紙カット後

テストカットできれたとしても本番カットできれない場合も。
もしカットしずらい場合はカット圧を5に調整するときれいにカットできた。

カット結果
素材厚み 0.27mm
使用台紙 弱粘着
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス 1 刃の種類 自動調整用替刃
ポーセラーツ
ポーセラーツカット前 ポーセラーツカット後

綺麗にカットできた。パスも一回で終わることから作成もスムーズ。素材としておすすめ。

カット結果
素材厚み 0.25mm
使用台紙 弱粘着
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス 1 刃の種類 自動調整用替刃
不織布
不織布カット前 不織布カット後

気持ちよくカットできた。新品の状態の粘着が強いマットだと剥がす時に下手したらくっつきが良すぎて剥がすのが大変そうだと感じた。

カット結果
素材厚み 0.2mm
使用台紙 強粘着+布用サポートシート
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス 1 刃の種類 自動調整用替刃
厚紙(0.5mm)
厚紙カット前0.5mm 厚紙カット後0.5mm

弱粘着マットがおすすめ。
デザインによってはオートできれいにカットできる。板目表紙という素材がいろいろな複数の層になっている素材のため、鋭角のある細かいデザインは刃に表面がひっかかってめくれてしまい難しい。丸みのある単純なデザインではオートできれいにカットできた。

カット結果
素材厚み 0.5mm
使用台紙 弱粘着
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス 2 刃の種類 自動調整用替刃
厚紙(1mm)
厚紙カット前1mm 厚紙カット後1mm

なめらかな線はきれいにカットできるが、すこし凝った細かいデザインはうまく切れていない場合があった。
細かいデザインは切り抜きが大変そうなのであまりおすすめできない。

カット結果
素材厚み 1mm
使用台紙 弱粘着
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス 2 刃の種類 自動調整用替刃
布(ツイル綿100%)
布カット前 布カット後

オートブレードではひっかかりができて切れず、布用の刃を使うと段違いで良くなった。体感としては、ペロッととれる。気持ちが良い。カット後のはがす時に繊維の流れによってははがしずらいので、カット前に繊維の流れを確認してマットに設置することをおすすめしたい。

カット結果
素材厚み 0.3mm
使用台紙 強粘着+布用サポートシート
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス 1 刃の種類 自動調整用替刃
(薄い布用)
布(ツイル綿35% ポリ65%)
布カット前 布カット後

オートブレードではひっかかりができて切れず、布用の刃を使うと段違いで良くなった。マットの粘着を強めにしないとひっかかるので、切れないなと思ったらマットの状態を確認したり、工夫すると気持ちよく切れる!

カット結果
素材厚み 0.3mm
使用台紙 強粘着+布用サポートシート
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス 1 刃の種類 自動調整用替刃
(薄い布用)
撥水ナイロン
ナイロンカット前 ナイロンカット後

オートブレードでは切れず、布用の刃を使うと段違いで良くなった。切り終わってはがす時に、薄い布だと粘着が強すぎる場合は粘着力に持っていかれて、はがしずらい場合がある。逆に粘着が弱すぎるとカット時にずれてしまう。布の素材によってそれぞれ工夫したらカットは簡単!

カット結果
素材厚み 0.2mm
使用台紙 強粘着+布用サポートシート
カット設定
カットスピード 3 カット圧 オート
パス 1 刃の種類 自動調整用替刃
(薄い布用)

検証結果

スキャンカットで特殊素材のカットを検証してきました。
本当に幅広いものがカットできるということがしっかり把握できました。今回は簡易的なデータでしたが、これを好きなデータでとなると「ものづくりの可能性は無限大」ということがわかると思います。私も自分で買っちゃおうかな…!なんて本気で考えちゃいますね!
カメオ4さんとの比較でしたが、基本的にカット圧がオート検知できるところが優秀さを感じました。刃の状態でカットの出来に差が感じられたのでこまめにサプライ品の品質管理は怠るべからず☆です!

ポイント

  • ●データに細かいデザインが多いと、作成が難しい場合が増えてくる→データの簡素化など工夫が必要!
  • ●刃を変えても切れない?→そんな時はホルダーやマットの状態を再確認しましょう。
    ホルダーは刃の向きを変えています。消耗刃の向き(回転)変更が上手くできず、カットデータの角や細かい部分が上手くカットできない場合がございます。
  • ●3㎜でも切れる!は素材によりけりなのでトライ&エラーでユーロポートの「カットテスト」なども活用しながら、気になるものにたくさん挑戦していただきたいです。
  • ●スキャンカットは別売「ペンホルダー」でドローも可能です!パッケージの大量生産などにも活用できます。
 

カットテスト

ユーロポートではお客様の希望する素材を実際にカットできるのか、ご購入前のカットテストを承っております。
有償ではございますがテスト結果返送時に当サイトでカッティングプロッターご購入時に使用できる1,000円分のクーポンコードを同封いたします。

カットテスト申し込み方法

素材1枚(A4以内) 1000円+税
※送料を含めた金額です。
※テスト結果郵送時、代引きにてお支払いをお願い致します。

カットテスト申し込みフォームはこちら