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赤い電車様 導入インタビュー

エプソン製ガーメントプリンター「SC-F2150」、昇華転写プリンター「SC-F150」を導入していただいた、株式会社赤い電車の井上様にインタビューを行いました。
機械の導入を決めた理由や導入後の反響、実際に使ってみての操作感などを伺いました。

- 株式会社 赤い電車とは -

鉄道グッズの企画から製造を行っています。
もともとは喫茶店から始まり、そこでオリジナルのマグカップを販売したところ、とても好評でした。そこから今の鉄道グッズの製造に繋がっています。
今では北は北海道、南は九州まで全国の駅にちなんだグッズを販売しています。
一番人気のキーホルダーは約5000種類あり、年間10~20万個出荷しています。

希望の色味を忠実に再現してくれるプリンター

  • エピソード1
  • ガーメントプリンターの中でも安定性のある
    SC-F2150に魅力を感じました

早速ですが、なぜ新しくガーメントプリンター「SC-F2150」、小型昇華転写プリンター「SC-F150」を導入しようと思ったのですか?

もともと他社のトナー用のアイロンプリントシートでTシャツの制作を行っていたのですが、洗濯堅牢度の面でなかなか納得がいかず、作らなくなってしまいました。そんな時に洗濯堅牢度が非常に高い「ガーメントプリンター」を知り導入検討を始めました。

また、トナープリンターを使ってマグカップの製作もしていたのですが、焦げてしまったり色がキレイに出なかったりと失敗することが多かったです。そこで「昇華転写プリンター」の存在を知り、これなら簡単に作れると思い興味を持ちました。

シルクスクリーンやアイロンプリントなど数あるプリントシステムの中でも、ガーメントプリントのどんなところに魅力を感じましたか?

先ほども少し話に出ましたが、昔はTシャツプリントをトナープリンターで行っていました。ですが耐洗濯性が低く、白インクのないトナープリンターを使用していたため淡色の生地にしかプリントできませんでした。
鉄道会社からデザインの使用許可をもらっていたのですが、ほとんど作らずにいました。

そんな時、ガーメントプリンターを使えば濃色、淡色のTシャツ両方作ることができるという話を聞き、その中でも安定性のあるSC-F2150に魅力を感じました。

またユーロポートではオリジナルのプレス機も扱っており、その中でも自動プレス機に興味を持ちました。

もともとアイロンプリントを行っていたのでプレス機は1台持っていたのですが、外国製のものでした。そのプレス機では3回プレスしたい場合、その度に自分でレバーを上げ下げしなくてはならず、100枚を超える注文が入った時などはとても効率が良いとは言えない状態でした。

ですが自動プレス機ならプレスの回数を決めておけば勝手にプレスしてくれるので、その間、別の作業をする時間ができました。
またユーロポートのプレス機はボタンなど実際に使用する人を想定して設計されているなと感じ、海外製のものと比べ圧倒的に使いやすさを感じました。

  • エピソード2
  • お客様の幅がすごく広がりました

イベント、催事に出店することが多いとお伺いしたのですが、会場でのプリントは考えていますか?

やりたい事の一つですね。ですがガーメントプリンターは一度設置してしまうと動かすことが難しい機械なので現時点では出来ていません。ただ小型の昇華プリンターSC-F150の方であれば、プレス機さえあればどこでもオリジナルプリントができるので、会場に持っていってその場でプリントができそうです。

駅が会場になっているイベントがほとんどなので電源にはとても厳しいですが(笑)。なのでトラックの後部を工房にして、乗り入れたりできないかなぁなんて考えています。お客様がイベントを楽しんでいる最中にプリントして、帰りに出来上がったものをお渡しすることもできそうです。そんなことをいろいろ想像しています。

実際に機械を導入してみて反響はいかがでしょうか?

ガーメントプリンターは現在も休みなしで活躍してくれていて、毎週のようにTシャツの発注を頂いて作っています。デザイン、印刷箇所、色の組み合わせ次第で4万通り以上のTシャツを作ることができて、お客様はそこからお好みのデザインを選べるようになっています。
今まで男性やお子様のイメージが強かった鉄道のグッズでしたが、選択肢が増えたことで女性の方も買ってくれるようになりました。すごく幅が広がったなと思いますね。

シルクのように版を持たなくて良いので1枚から小ロットでの対応ができるのも強みです。また1色、2色だけでなく、フルカラーで印刷出来るというのもいいですね。

昇華転写プリンターはオリジナルマスクやコースターの作製で活躍しています。現在も印刷できる素材を探していて、これからどんどん商品の幅を広げていこうと思っています。例えば夏にはビーチサンダルを作りたいです。

デモンストレーションで初めて印刷したとき、仕上がりにどんな印象を持ちましたか?

ガーメントプリンターの第一印象として、すごく印刷が早いと感じました。また濃色生地など白インクを使う印刷でも想像以上のスピード感でした。

昇華転写プリンターの場合は、初めて転写紙に印刷した時は色味が薄いなと感じました。ですが布などのポリエステル生地やマグカップなど、ポリエステル加工されているものにプレス機で熱転写したら、すごく鮮やかに色が出てびっくりしました。

機械を検討する上で何を重要視していましたか?

これまで苦い思いをしてきたので耐洗濯性はとても重要でした。あとはもちろん色味ですかね。さまざまな鉄道会社のグッズを作らせてもらっているのですが、車両の色味が少しでも違うとイメージが崩れてしまうんです。その部分をガーメントプリンターはすごく忠実に再現してくれると感じました。

また、エプソンは購入した後の保守やサポートがしっかりしていて、すごく安心感があったことも導入の決め手の一つです。

今回ユーロポートが検討から導入まで担当をさせて頂きましたが、どんな印象でしたか?

まずスタッフの方が若いなと感じました。皆さん明るく生き生きと働いており、勢いがあるなと思いました。

また機械をすごく熟知していて、細かいところまで丁寧に教えてくれました。建物の2階に納品だったのですが、快く運搬してくれました。また機械の講習も2回に渡って行ってくれました。

  • エピソード3
  • いろいろな機械を導入して、今までにない商品を作っていきたい

今後導入した機械で行っていきたいことはありますか?

ガーメントですと長袖、パーカーを作っていこうと思います。また夏に向けてTシャツをもっと強化していこうと思っています。多くの絵柄を小ロットから作成できることにワクワクしますね(笑)。

またユーロポートの担当の方に、昇華転写プリントが可能なビーチサンダルやガラスの素材があると教えてもらったので、それらを試していこうかなと思っています。

今後の赤い電車さんの展望をお聞かせください。

いろいろな機械を導入して、今までにない商品を作っていきたいです。それぞれの機械の特徴が組み合わされば、より良い商品ができると思います。

またユーロポートのショールームで実際にプリンターやカッティングマシンなど、たくさん機械を見たいと思っています。そこで知識やアイディアを得て、もっと商品の幅を広げていきたいですね。

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- 今回導入した機械 -

    • ガーメントプリンター

      SC-F2150

      メーカー:エプソン(EPSON)
      生地に馴染むような仕上がりで発色が鮮やかな点が特徴。簡単が操作で使いやすいオールラウンドなプリンター。

    • 昇華プリンター

      SC-F150

      メーカー:エプソン(EPSON)
      個人事業主でも導入しやすいコンパクトサイズで、初心者におすすめなエントリーモデル。マグカップやマスクなど、様々なオリジナルグッズの作成が可能。

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- 株式会社 赤い電車様 -

公式ホームページ:https://www.akaidensya.com/

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- ユーロポートのおすすめコンテンツ -

    • 非常にシンプルで小型ですが、初めての昇華プリンターの導入には最適な一台です。様々な素材に昇華転写プリントを行ってみました!
    • ウェアプリントの表現を最大限にしたプリンター「SC-F2150」はポリエステルにもプリントできるのです。

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