今回の導入事例は、「KEORA KEORA」の伊藤さんです。
伊藤さんの作品は、刺繍でつくる細部までこだわり抜かれた動物モチーフが特徴です。
デザイン性と可愛らしさを共存した唯一無二のブランドで、”生きてるみたいな表情の動物”を表現した、刺繍のアクセサリーとグッズを製作しています。
- ケオラケオラとは -
ブランドは全国の百貨店で展開しています。海外での活動もこれまで積極的に行っており、パリのWHO'S NEXT / PREMIERE CLASSEに数年間出展し、ブランドを広くPRしてきました。
パリのルーブル美術館ミュージアムブティック107Rivoliや、カプリ島やサンバルテルミー島といった高級リゾート地でもKEORA KEORAのモコモコ動物達やカゴバッグの取引をしています。
"機能だけではなく、心も温かく満たされるものづくり"をテーマにものづくり活動を行っています。
テーマは"機能だけではなく、心も温かく満たされるものづくり"
刺しゅう機を導入しようと思ったきっかけはなんですか?
これまでも刺繍のものづくりをしていたのですが、外注で作成する体制を取っていました。
外注だと、型の作成から在庫がなくなるまでの期間が長く、新しいデザイン作成にスピーディに取り掛かることが難しい点をネックに感じており、そこの自由度を高めるために、自分たちでできることはするという方針にしたいと思い、導入を決めました。
PR1050を選んだ理由はどのようなところにありましたか?
刺繍機に関してあまり詳しくないのですが、予算内で、機能面も十分に備わり、刺繍の糸が10本させる点に魅力に感じこの機種に決めました。
また、補助金が使える点もとても魅力でした。
実際に届いて感じたことは、作業場兼自宅なのですが、想像以上にサイズが小柄で圧迫感なく使えるところです。
価格以外で決め手となった部分、
または検討段階でいいなと思った部分はありますか?
大きなタッチパネルでその場で操作が簡単にできるのはすごく楽だと感じています。
3年ほど使っていますが、全部の機能が理解できてないので、もっと勉強して使いこなしたいです。
ユーロポートを選んでいただいた理由はどのようなところでしょうか?
相見積もりを取った時に、価格が一番お得だったからです。サービス品なども付けてくれ大変助かりました。
いろいろな会社を見たのですが、ユーロポートのホームページは、刺繍機に限らず、他にもいろいろな機材を扱っている点や、スタッフ写真と共に案内がある購入後のサポートなど、信頼できるという印象があったのでユーロポートに決めました。
購入前の不安などはありましたか?
営業担当の案内はスムーズで、不安点はとくにありませんでした。
一点、気になるところとしては、刺繍機の性能の面で動物の毛並みを刺繍機できれいに表現できるかが私にとっての大きなポイントだったので、そこを相談しながらサンプル作成などを行いました。
自分の理想と刺繍機の機能が完全に一致はしなかったので、その中で工夫して表現する技量を磨いています。
PR1050を導入後どのように活用されていますか?
ケオラケオラが”リバティファブリック”の公認ブランドの公式ブランドなので、リバティ生地にいろいろな柄の動物を載せてポーチ・スマホポシェット・毛のバックポーチなどを使ってたくさんの幅広いオリジナルグッズを作成しております。
専用の刺繍ソフト「刺繍 PRO10」の使い心地はいかがですか?
刺繍プロの機能は問題なく使いやすいと感じています。
イラストからのおこしを行っているのですが、最初は縫順が難しく刺繍のデザイン作成に2~3日かかったりと、とても苦労していたのですが、なれてしまえば、自分なりに工夫を凝らして作成することができるようになり、いまではとても使いやすいです。
導入の中で印象に残るエピソードがあれば教えてください。
導入時にカスタマーの方にとても親切にしていただけたと感じました。
力作業の刺繍機を運ぶところはもちろん、導入後のサンプル作成を一緒に行える点も良かったです。
2台目導入の時は、頼んだわけでもないのに1代目のメンテナンスや掃除もしてくれて、行き届いたサービスだなと感じました。
ユーロポートでよかったと感じるポイントはございますか?
購入前の相談と購入後のサポート・材料の手配や何かあった時の修理の安心サポートなどが充実している点と今回の中古機のように、お得な情報などがあれば、定期的にお知らせしてくれるので有難いと感じております。
最近スキャンカットを導入されたとのことですが・・・
スキャンカットはどのようにご活用されていますか?
使ってみました。
まだ全体的な機能はつかめていない。単純なロゴのカットはできそうは簡単にできそうだなという印象です。展示会のPOP作成に活躍すると思います。
まだあまり活用できていませんが、今後、新しいグッズ作成に取り掛かろうと思っています。
今後PR1050やスキャンカットを使ってどのようなことをしてみたいですか?
スキャンカットが厚さ3ミリまでカットできるとのことなので、以前からお客様のご要望にあがっていた革小物やフェルトなどに刺繍をして、それをスキャンカットできれいにカットして新しいモチーフを作りたいと考えています。
他にも、刺繍機と合わせていろいろ作ってみたいです。
今後のケオラケオラさんの展望をお聞かせください。
こんな時世ですので、壮大なことはあまり言えないですが、最近は、名入りなどのカスタマイズを面白いと思ってくださるお客様も多いので、細かいご要望を実現して、より喜んでいただける作品をご提供できればと思っております。