学生の部活やサークルで使用するユニフォーム。買ったものを着るだけでは味気ないですよね。
刺しゅうならワンポイント入れるだけでも団結力が高まるような帽子やソックスを作ることができますよ!
ということで、今回は野球帽とソックスに刺しゅうをしていきます。
今回使用する刺しゅうミシンは「PR1050X(ブラザー社製)」です。
10本針がついているので面倒な糸替え不要で多色の表現が出来ます。
またカメラ機能も搭載しているので、位置合わせも簡単!優秀な機械です。
後継機は『PR1055X』となります。
PR1050Xを使えば帽子をこんな風にぷっくりと膨れた刺しゅうもできますよ。
使用素材
・野球帽
・ソックス
ソックスに刺しゅうをしてみよう
刺しゅう枠にセット
まずはソックスから刺しゅうしていきます!
最初にソックスを「標準枠」にはめます。
刺しゅうする面に張りがないと寄れてしまう為、この枠はめは重要になってきます。
気をつけながら行っていきましょう。
また、見え難いですがこの際に半透明のシートも一緒にセットしています。
こちらの半透明なシートは水溶性フィルムといって水に溶けるシートです。
ソックスに刺繍した際に糸が出てきてしまうのを防ぐために一緒にセットします。
刺しゅうをしてみよう!
ソックスが刺しゅう枠にセットできたらPR1050Xに刺しゅう枠をセットします。
このサイズの刺しゅうだと10分くらいで完成します。あっという間ですね!
水溶性フィルムは手ではがせるところは剥がして、取れない部分は霧吹きなどで水を吹きかければ溶けちゃいます。
帽子に刺しゅうをしよう
次に帽子に刺しゅうをしていきます。
まずは先ほどのソックスと同じように枠にはめます。
帽子は専用の枠である「帽子枠」を使用して作っていきます。
縫う面には帽子をしっかりと固定するために芯材をセットします。帽子枠のセットは始めは難しいと感じるかもしれないですが、すぐに慣れるので安心してください。
■セットの様子
PR1050Xに取り付けたら3Dフォームという、厚さ3㎜のウレタンを帽子の上にセットします。
これは何なのかというと、ぷっくりの正体です。この上から刺繍をしていくことで浮き上がったような刺繍が出来るんです。
このように3Dフォームの上から縫っていきます。
3Dフォームが挟まれていてもきちんと縫うことができました!
終わったらはがしていきます。
後ろの芯材も忘れずに!こちらもはがします。
完成!刺しゅうミシンのお陰で簡単に縫うことができました。
以上、帽子とソックスの刺しゅうでした。
刺しゅうミシンはシャツやハンカチなどももちろん縫う事が出来ますが、枠を替えれば帽子や靴にまで刺繍が出来ます。ぜひ様々な枠を使用して刺しゅうに挑戦してみてくださいね!
ユーロポートでは個人からビジネスなど幅広い用途でお使いいただける刺しゅうミシンや、刺しゅうミシンに不可欠な枠や糸などの資材も豊富に取り揃えております。
ショールームへご来場いただければ、ブラザー刺繍ミシンの魅力に実際に触れていただくことも可能です。
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