今のままでも素敵かもしれないけれど、商品や作品により特別感を出したいと考えたことはありませんか?
そんな時、刺しゅうしてみるのはどうでしょうか。刺しゅうを行うことで高級感が増し、更に素敵に仕上げることができますよ。
ということで、今回は和柄の巾着に刺しゅうをしていきたいと思います。
今回使用した機械は業務用10針刺しゅう機「PR1050X(ブラザー社製)」です。
10本針がついているので面倒な糸替え不要で多色の表現が出来ます。
またカメラ機能も搭載しているので、位置合わせも簡単ですよ。
巾着に刺しゅうをしてみよう
使用した素材
・巾着
枠にセットしよう
まず初めに、巾着に芯材を熱圧着します。
理由としては、巾着はそのままだと刺しゅうをする際にコシがないからです。
■熱圧着の様子
次に巾着を枠にはめます。
今回は「丸枠」を使用しました。
ちなみにこの雪だるまのようなマークについてですが、PR1050Xについているカメラがこのマークを読み取り位置合わせが出来ます。
例えば、枠に素材をはめる際に少しずれてしまったとします。そんな時にこの雪ダルママークを使えばPR1050Xのカメラがマークを読み取り、機械についている液晶画面でデータの配置が出来るのです。
巾着を枠にはめ終わったらPR1050Xに枠をセットします。
刺しゅうをしてみよう
作成した刺しゅうデータを専用ソフト「刺しゅうPRO10」から送り、縫い始めます。
同じ手順で青い巾着にも刺しゅうしてみます。
これで完成です。和風な雰囲気がとても良いですね。
今回は巾着を作りましたが、PR1050Xで作れるのはそれだけではありません!
実は専用の枠を用意すれば帽子や靴にも刺しゅうすることが可能です。
自分のお気に入りのものやワンポイント加えたい商品など、専用の枠を用意してぜひ挑戦してみてください!