今まで濃色はできても綿素材にしか印刷できなかったブラザー(brother)製ガーメントプリンター「GTXpro」でしたが、ユーロポートオリジナルの前処理剤を使えば濃色ポリエステル素材にも印刷が可能になりました。
ポリエステルの特徴と言えば通気性や速乾性が良く、軽く柔軟性があるのでシワや型崩れが起きにくい素材です。
濃色ポリエステル用前処理剤を使用すれば、サッカーや野球、バスケットボールのチームユニフォーム、ランニングウェアなどのスポーツウェアの作成ができます。
前処理剤を使って事業の幅を広げてみませんか?
今回は前処理剤を使って濃色ポリエステル素材のいろんなものに印刷していきたいと思います。
前処理剤とは
前処理剤は「アンダーコート」、「ベースコート」、「下処理剤」とさまざまな呼び方があります。
プリント前のボディ(生地)に前処理剤を塗布することでボディ表面に「インク受理層」を作ります。
その上にインクが乗り、鮮やかに発色します。
今回ご紹介するのは、ユーロポートが発売しているGTXpro用の濃色ポリエステル用前処理剤です。
Tシャツに印刷してみた
早速ですが前処理剤を使ってポリエステルのTシャツに印刷していきたいと思います。
コロコロでほこりを取り除き、スプレーで前処理剤を吹きます。

ローラーで塗工ムラがなくなるよう均一にします。

プレスを行い乾燥させます。これで前処理作業は完了です。


後はGTXproで印刷するだけです。


キレイに印刷することができました。
印刷されたTシャツを仕上げプレスして完成です!

前処理剤の力ってすごいですね!

マラソン大会のイベントTシャツや背番号が入ったポロシャツなど、
いろいろなデザインで印刷してみました。

やはり通気性抜群のポリエステル素材はスポーツウェアに最適ですね。

定着後は必ず優しく水洗いを行ってください。
おわりに
今まで綿素材だけにしかプリントできなかったGTXproですが前処理剤の登場で濃色ポリエステルにプリントできるようになり用途が広がりました。
軽くて柔軟性のあり、通気性の良いポリエステル生地に印刷してスポーツウェアやエコバッグなど、いろいろなものに印刷可能です。
GTXproと濃色ポリエステル用前処理剤を使ってフルカラーで小ロットから印刷可能なので幅広いデザインをプリントして事業の幅を広げてみませんか?

購入前のご相談から納品、アフターフォローまでユーロポートがサポートいたします。
何か分からないことがあれば、お問い合わせは無料ですので、ぜひご相談ください!
また、ユーロポートでは国内最大級のショールームで実機を使ったデモンストレーションを行えます。
実際のサイズ感、操作方法、印刷の仕上がりをご覧になれます。オンラインでのデモンストレーションも行っているので遠方で来社が難しい方でもお気軽にご活用できます。

手作業不要!自動前処理で効率アップ「RICOH Ri 4000」
ポリエステル素材への印刷には、手作業での前処理が不要なRICOH Ri 4000もおすすめです。
印刷時にインク吐出と同時に自動で前処理が行われるため、作業効率が大幅に向上します。
さらに、デザイン部分のみに前処理剤が塗布されるため、印刷後にムラや痕が残らず、滑らかで美しい仕上がりが得られます。








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