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アイロンプリントシートをポリエステル素材に圧着するやり方&おすすめシートの選び方

身の回りにもよくあるポリエステル素材の製品。伸縮性と速乾性に優れているため、主にスポーツウェアのTシャツやボトムス、ブルゾンやジャンパーなどによく使われている素材ですね。
そんなポリエステル素材へカッティングしたアイロンプリントシートを圧着した際、シートの色がくすんだり下地の模様が透けてしまったり……といった経験はありませんか?

プリントのやり方やアイロンの設定温度、圧着時間が正しくても、使用するプリント素材の条件によってはこういった現象が起きてしまう場合があります。
今回はポリエステルへのアイロンプリントで起こってしまう再昇華現象の解説から、問題解決のやり方までをご紹介いたします!

ポリエステルへの染色の仕組みとは

ポリエステル素材は一般的に分散染料である昇華染料を使用した昇華転写プリントというシステムで染色されています。
昇華プリントとはポリエステル素材に熱処理をし、昇華インクでポリエステル生地を染めるプリント方法です。ポリエステル生地にインクを染み込ませて圧着するイメージで、生地の質感を失わずに染色することができる方法となっています。

ただし、昇華転写によって染色されたポリエステル生地では、再昇華というポリエステル素材特有の現象が起こることがあります。この再昇華こそがポリエステル素材へのアイロンシート圧着が上手くいかない原因なのです。

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プリントの再昇華とは何か?

再昇華とは、ポリエステル素材の上からアイロンプリントシート等のプリントシートを熱圧着した際に、シート表面にポリエステル生地の色が浮かび上がってきてしまう現象です。ブリード(Bleed)とも呼ばれます。

ポリエステル生地自体が熱による昇華プリントで染色されているため、アイロンプリントシートの圧着過程で生地に熱をかけると、染色されていたインクが再び昇華し、色がアイロンシートの方へ染みてきてしまうのです。
再昇華が起こってしまうとプリント部分がくすんだような印象になってしまい、作品としてのクオリティを大きく下げてしまいます。

生地の色が移ってしまった例

アイロンの際の再昇華を抑えるには?

再昇華を防ぐ方法は大きく分けて3つのパターンがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 低い温度で圧着する

高温でアイロンメディアを圧着しようとすると再昇華が起こりやすいため、アイロンの温度を低温にして圧着を行う事で再昇華を防ぐ方法です。
アイロンプリントメディアには種類があり、中には低温でもしっかり圧着することが可能なシートが存在します。そういったラバーシートを選ぶことで再昇華を防止できます。
⇒対応のアイロンプリントシートはこちら!

2. 熱をかける時間を短くする

低温での圧着と同じく、再昇華が起こる前にアイロンプリントシートを圧着するという方法です。熱を書ける時間が短くても圧着が完了するシートを選びましょう。
⇒対応のアイロンプリントシートはこちら!

3. 生地とシートの間に層を作る

シートの中でも再昇華が起こってしまう表側の部分と、生地に触れる面との間に、昇華防止の特殊な層を作り再昇華を防ぐ方法です。
こういった特殊な処理が行われているカッティング用シートには「昇華防止」という名前がついていることが多いです。ご購入の際に注意書きをよく探してアイロンシートを選びましょう。
⇒対応のアイロンプリントシートはこちら!

ユーロポートで販売している昇華防止のアイロンシート一覧

ここまで、カッティングシートで昇華が起こる原因や対処法についてご紹介しました。では、実際にどのようなシートを使うと良いのでしょうか。
ユーロポートでは多種多様なカッティング用シートを取り扱っているため、昇華防止に対応したアイロンプリントシートももちろんラインナップしています。以下がおすすめのシート一覧ですので、ぜひ一度お試しください。

アイロンプリントシート RMM【艶消マルチ/撥水・ナイロン用、昇華防止】

  • 艶消しマルチ【RMM】

  • 再昇華を防ぐ方法:低い温度で圧着する

    120度前後の低温プレスで昇華に必要な温度に達することなく圧着が可能なアイロンシートです。
    低温圧着のため生地を傷めずポリエステルにアイロンプリントできます。
    厚さは70μと薄く、綿はもちろん撥水ナイロンにも圧着できカラーバリエーションも豊富な万能シートです。

     RMMの詳細を見る >

アイロンプリントシート RMS【艶消スタンダード】

  • RMS【艶消スタンダード】

  • 再昇華を防ぐ方法:熱をかける時間を短くする

    ポリエステル生地に対し8秒のプレスで圧着することができ、再昇華を抑えることができるアイロンシートです。
    短い時間で圧着が可能なのでプリント作業効率も高まります。
    カラーバリエーションが豊富で、薄く柔らかいのも魅力です。

     RMSの詳細を見る >

アイロンプリントシート RBO【昇華防止】

  • RBO【昇華防止】

  • 再昇華を防ぐ方法:生地とシートの間に層を作る

    120μと他のシートと比べると多少厚めですが、シートの裏面に昇華防止の特殊な層があるアイロンシートです。時間や温度を下げずにアイロンをかけられるので、強力に昇華を抑えることができます。

     RBOの詳細を見る >

以上のような機能を備えたアイロンシートを使い昇華を防止することで、ポリエステル素材を用いた製作物の仕上がりに大きな差を生むことができます。
生地との相性や作業方法、用途によって使用するアイロンプリントシートを選びましょう。


    • カッティング用アイロンシート

      アイロンプリントシート、ラバーシートとも呼ばれます。
      カットしてアイロンで布などの素材に圧着、転写することで、オリジナルグッズが作れます。綿素材だけでなく、ポリエステル、ナイロン素材に対応するシートも。

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