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これで段差も怖くない!アイロンシートをきれいに貼る方法

カットしてアイロンで圧着することで簡単にオリジナルグッズを作ることが出来るアイロンシート。Tシャツなどのプリントウェアだけではなく、トートバックや帽子など様々な用途で使うことが出来るのでとても便利ですよね。

そんなアイロンシートですが、段差があって上手く圧着することが出来なかった…なんてこと、ありませんか?均等に熱と圧をかけられず、こんな感じにぐしゃっとシワがついてしまったり。
最後の最後で失敗すると気分も落ち込んじゃいますね…。

そうならないように、今回は段差にアイロンシートを貼る際に便利な「段差用ゴムマット」をご紹介をします。

Tシャツ

アイロンプレス機と段差用ゴムマットで圧着しよう

まず、アイロンシートを圧着するためにアイロンプレス機を用意します。
アイロンプレス機とは、設定した時間通りに熱と圧を均一にかけてくれる便利な機械です。

「家庭用のアイロンじゃだめなの?」と思った方!勿論アイロンシートは家庭用アイロンでも圧着することが可能です。しかし家庭用アイロンでは熱と圧を均一にかけることが難しく、手間もかかるのでアイロンプレス機を使用するのがオススメです。


アイロンプレス機には様々な種類がありますが、今回使用するのはユーロポートオリジナルの手動アイロンプレス機「カブト(PCA-3223)」です。

カブトはの軽量で使いやすいA4サイズ超の手動プレス機。圧力を変えられる調整機能付きで、上ゴテを開いても邪魔にならないコンパクトなサイズとなっています。
そのため、設置場所を中々確保出来ない方におすすめです。

また、「コンパクトなサイズだけど何に使えるの?」とお思いの方もいるかと思いますが、ワンポイントのプレスやウーマンサイズ、子供服などのプレスをするには十分なサイズとなっています。

そんなカブトを使用する際の注意点ですが、ワット数が高いのでたこ足配線での使用はしないでくださいね!

    • 小型アイロンプレス機

      カブト PCA-3223

      最大プレス範囲:320(W)×230(D)mm
      軽量で使いやすいA4サイズ超の手動プレス機

      標準価格:121,000円(税込)

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段差も怖くない!段差用ゴムマット

では、圧着をしていきます。
圧着する際のコツとしては、縫い目がコテに乗らないようセットすることです。
縫い目がコテに乗ってしまうと、プレス機は平らな板で挟むものなので少しの段差でも均等にプレスすることができず、シワになってしまいます。

圧着のコツ1

とは言いますが、段差に圧着したい時もありますよね。
そんな時は「段差用ゴムマット」を使いましょう。

ゴムマットの方なら知っている!という方は多いのではないでしょうか。
段差用ゴムマットはゴムマットと同じくアイロンプレス機を使う際に下ゴテに引くことで転写しやすくなるアイテムです。

段差用ゴムマット

見た目はほとんど変わらない2つのマットですが、柔らかさはこんなに違います。

マットの比較

プレスした時の違いはどうなるのでしょう?まずは普通のゴムマットでプレスした場合。
これではボタンの厚み分プレス機の上ゴテが浮いて隙間ができてしまい、均等に圧をかけることができません。これがシワの原因です。

横から見た図1

次に段差用ゴムマットでプレスした場合を見ていきます。

こちらは柔らかい素材で出来ているマットのお陰でボタンが沈み、上面が平らになるので均等に圧がかかりました!

これなら段差があっても圧着出来そうですが、一体どれくらいの段差に使えるんでしょうか…?
ということで、実際にアイロンシートを段差に圧着していきます!

横から見た図2

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段差にアイロンシートを貼ってみよう

使用した素材

  • ・ポロシャツ(プリントスター 00141-NVP/ブラック)
  • ・アイロンシート(艶消しラバーシートプライム RMG-52/ホワイト)

今回は段差用ゴムマットの力を試すため、難しい部分にアイロンシートをプレスしてみます。
1つ目はポロシャツの首元に。

首元

2つ目はボタンとボタンの間に貼ってみます。

ボタンとボタンの間

何故この部分にしたかというと、

・ボタンに挟まれている。
・ポロシャツの襟がある。
・前立の縫い目がある。
・前立を折り返してプレスしなければならない。

と、四十苦…。普通ならこんなとこにプレスしたくないですね…。
では、先程ご紹介したアイロンプレス機カブトと段差用ゴムマットを使用してプレスしてみます!

段差用ゴムマットを置いたらその上にポロシャツ、最後にシリコンペーパーを乗せます。

プレスする

いざ、プレス!!

プレスする2

プレスが完了したら熱いうちにはがしていきましょう。

台紙をはがす

ポロシャツの首元!きれいに圧着できました!!

ネコチャン

次にボタンとボタンの間のアイロンシートですがこちらもきれいに圧着できました。
もし心配な方は仕上げプレスに時間をかけると安心です。
プレス機にポロシャツなど乗せる際はできるだけ邪魔な部分を外に出してシワを伸ばしてください。

ネズミ追いかけるネコチャン

完成しました!猫がかわいいポロシャツですね!

完成

着てみるとこんな感じです。

完成

段差用ゴムマットはデコボコ部分への圧着は失敗しそうと心配している人や、他の人とは違う変わったところにシートをつけたい人にオススメな商品です。ちなみにゴムマットは好きなサイズにカットできるのでワンポイントや、より細かい部分のプレスに使用することができますよ!

皆さんもぜひ段差部分に圧着チャレンジしてみてくださいね。

    • 段差用ゴムマット

      ワンポイント用下ゴテなどを使用しても転写しにくい場所などにも使用します。

カブトだけじゃない!アイロンプレス機

今回は手動アイロンプレス機カブトを使用しましたが、アイロンプレス機には様々な種類があるのはご存知でしょうか。

例えば手動でレバーを降ろすプレス機や、時間になったら自動でレバーが上がるプレス機。
Tシャツ以外にもマグカップやボール、スマホケースに転写するためのプレス機などがあります。

他にも様々な種類のプレス機があるので、気になった方はこちらからご覧ください。

    • アイロンプレス機

      昇華プリントの熱転写やカッティングラバーシートの圧着、ガーメント・シルクプリントのインクの乾燥などに活躍します。

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