Tシャツや生地などの布製品、電子基板やリモコンなど、私たちの生活の中にあるプリント製品に多く使われている「シルクスクリーンプリント」をご存知でしょうか?
枠に貼ったメッシュ状の版に孔(あな)を作り、孔の部分にだけインクを落として印刷するとても簡単な印刷方法です。
昔からある親しまれたプリント方法ですが、版の作成に技術や時間、コストがかかり、専門の業者に版を作ってもらわなければいけないなど気軽に内製化を行えるものではありませんでした。
そこで今回は、シルクプリントを内製してやりたいけど敷居が高い…
とお悩みの方にぴったりの簡単に製版ができる小型製版機「MiScreen a4」をご紹介いたします!
目次
マイスクリーン a4(MiScreen a4)とは?
最初にお話しした通り、シルクスクリーンを行う第一の関門は「版をどうやってつくるか」です。
製版ができれば、1枚の版で複数のプリントが可能で大量生産も素早く簡単に行うことができます。
現在は従来の専門の技術が必要な乳剤版から、パソコンのデータからプリンター感覚で誰でも製版を行うことのできるデジタル製版機を使っての製版も広がってきています。
しかし、その製版機も業務用の100万円くらいのものが多く、本格的にシルクスクリーンで事業を行う方でなければ内製化は中々手の出しづらいものでした。
そんな、シルクプリントを専門に行わないから高額な製版機の購入はちょっと…、
でもイベントや店頭でオリジナルグッズをもっと簡単に作れるようになりたい…
カッティングからカス取りの必要のないシルクプリントにステップアップしたい
といったお悩みを叶えたのが、理想科学工業(RISO)の「MiScreen a4」です!
マイスクリーンA4はその名の通り、A4サイズまでの製版が可能な小型のデジタル製版機です。価格は25万円程で従来の製版機と比べ、リーズナブルな価格の製版機です。
本体がとてもコンパクトなため、設置の場所に悩む必要もなく、店頭やワークショップ、イベントなどでも気軽に持ち込むことができます。
また、乳剤の製版ではないので製版もとっても簡単で素早く行うことが可能です。
今回はこのマイスクリーンA4について、製版からプリントまでの流れをご紹介しつつ、様々なものに印刷していきたいと思います!