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UVプリンター大解剖

ローランドD.G UVプリンターLEFシリーズ大解剖!!

UVプリンター LEFシリーズは、さまざまな素材へイラストやロゴ、写真をダイレクトにプリントできます。
美しい印刷画質、硬い素材から柔らかい素材まで印刷可能な優れた対応力。
コンパクトで簡単なオペレーションを実現した新しい形のプリンターです。

UVプリンター LEFシリーズでこんなものが作れます

導入メリット

ローランドDGのUV プリンター、LEF シリーズを使用してオリジナルスマホケースを作製してみました。
今回はその印刷方法をご紹介いたします。

用意するもの
・透明のスマートフォンケース
・キムワイプ(柔らかい布でも可)
・無水エタノール
・マスキングテープ

目 次
(1)まずはデータの作製
(2)印刷準備~印刷 
(3)デザインで勝負してみよう
  「グロス厚盛り印刷」で作ってみた
  「グロステクスチャー印刷」で作ってみた
(4)まとめ
まずはデータの作製
Adobe illustrator を使用してデータを作製していきます。
最初にスマホケースの枠のサイズを測り、実寸と同じサイズで枠を作ります。
次に、作った枠内にデザインデータを配置します。
今回は透明のケースに印刷するため、「カラー」と「白」のレイヤーをそれぞれ準備します。
白のレイヤー(白版)ではホワイトインクで印刷する部分のデータを作ります。
ホワイトインクは修正液のように色を透過させない性質を持っています。
※白を印刷しないでカラー印刷すると、シースルーのように色が透けていきます。

Roland DG のUV プリンターでデータを作る場合
白を印刷したい場合、Illustrator のカラーパレットである「スウォッチ」から「RDG_WHITE」の色を選択することで白印刷ができます。

印刷準備
印刷データが完成したら、次は実際に印刷するための準備を始めます。
まず、スマホケースは無水エタノールを染み込ませたキムワイプ(柔らかい布)で脱脂します。
ケースに付着したフイルムの糊や汚れなどをキレイに落として、しっかりUVインクを密着させるための準備です。
次に、カメラの穴をマスキングテープで塞ぎます。
これは印刷中のインクが穴に入り込んでケースの内側を汚すのを防ぐためです。これでケースの下準備は完成です。
ケースの下準備ができたらUVプリンターにセットしましょう。
UVプリンター本体に、印刷位置を合わせるための型(治具)をセットし、スマホケースを並べていきます。
印刷スタート
いよいよ印刷を開始します。白→カラーの順番で印刷していきます。
デザインで勝負してみよう
Roland DGのLEFシリーズが持つデザイン機能を使って、更にオシャレなケースに してみましょう。
表面に凸凹をつけて、触れて楽しいデザインにできる「グロス厚盛り印刷」。
キラキラ光に反射する「グロステクスチャー印刷」。
2つの機能を利用してデザイン性を高めます。
「グロス厚盛り印刷」で作ってみた
先ほど作ったスマホケースと同じデザインで、今度はロゴの文字の輪郭をプクッと 膨らんだようなデザインにしていきます。
illustrator上で、「グロス厚盛り」用のレイヤーを作ります。
白印刷の時と同じように「スウォッチ」から「RDG_GLOSS」という色を選択します。
準備ができたらUVプリンターで印刷します。
輪郭だけ「グロス厚盛り」で盛り上げてみました。
下図画像をご覧ください。
お分かりでしょうか…左が白+カラー印刷したもの、
右がロゴの輪郭をグロス厚盛り印刷したものです。
印刷する回数を増やすほど、厚みが増していきます。
「グロステクスチャー印刷」で作ってみた
次にテクスチャーを使ったデザインをしてみましょう。
まずは「グロステクスチャー」用のレイヤーを作ります。
白や厚盛印刷の時と同じように、「スウォッチ」からテクスチャーのパターンを色指定します。 あらかじめ72種類のパターンが用意されているのでデザインに合わせて選べるのも嬉しいですね。
テクスチャーを選択し、印刷完了したものが下図画像です。
左がテクスチャーパターン無しのもの、右がテクスチャーパターン印刷したものです。
パターンがあることで他と差を付けられるので特別感を出したいときにおすすめ!
こんな感じで遊び心のあるスマホケースが完成しました。
番外編:スマホクリアケース以外のスマホケースを作る場合
今回はハードケースに印刷しましたが、柔らかいものに印刷できるUVインクを使う ことで合皮の手帳型スマホケースにも印刷ができます。
このように、インクによって印刷の幅が広がるのもUVプリンターの魅力ですね。
まとめ
最初の下準備は必要ですが、しっかり準備をすればスムーズに印刷することができました。

厚盛り印刷やテクスチャーなど、他にないデザインで差別化を図りたい方にもおすすめです。ただ、このような特殊印刷を行うと印刷工程が増えるため印刷時間がかかります。
シンプルな印刷表現のみでの生産される場合は別のUVプリンターが向いていると感じました。
今回はスマホケースに印刷してみましたが、もちろん他にもたくさんの素材に印刷することができます。
オリジナルのアクリルキーホルダーや文房具に名入れなど、オリジナルグッズに大活躍。
インクを変えることで革などの柔らかい素材にも印刷できるので、作りたいものに合わせて自分にぴったりのUVプリンターを選んでいただければと思います。
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