オリジナルTシャツを自作したい！アイロンシートでロゴT作り

「オリジナルデザインのTシャツを自作したい！」「イベントで着るお揃いのTシャツを作りたい！」などなど、自分のオリジナルデザインでTシャツを自作したい方は多いと思います。学生なら体育祭や文化祭、部活行事など、社会人なら会社のイベントや趣味の集まりでオリジナルTシャツを作ることがあるかもしれません。

「でも、オリジナルTシャツってどうやって作るの？」

そんなお悩みを解決すべく、今回はユーロポートで取り扱うシステムの中で最も手軽に挑戦できる「カッティング」を使って、オリジナルTシャツを自作してみます！

カッティングとは？
オリジナルTシャツを自作する方法
アイロンシートを使ったTシャツの作り方
今回使用したシート＆機械について

カッティングとは？

ステッカーシートやアイロンシートをカットして、看板やステッカー、Tシャツやバッグなどを作ることができるシステムです。

シートは手動でカットしても使えますが、通常はカッティングマシンと呼ばれる機械を使用します。
カッティングマシンとは、作成したデータ通りにカッターの刃が自動で動き、シートや紙をカットしてくれる機械です。より細かいデザインで作るなら、カッティングマシンの使用がおすすめです。

オリジナルTシャツを自作する方法

今回のTシャツ作りでは「アイロンシート（ラバーシート）」を使用します。
アイロンシートは熱で生地に圧着できるシートで、家庭用アイロンでも圧着が可能です。背番号やロゴマークなど単色でシンプルなデザインに向いています。

それでは実際の手順を見ていきましょう！

アイロンシートを使ったTシャツの作り方

今回使用する物は下記の通りです。

使用機械

アイロンシートをカットする

自分の作りたいデザインに沿ってアイロンシートをカットします。
アイロンシートは生地に圧着する面側からカットするので、必ずデザインを反転させましょう。

「Outfit of The day」の略で「今日のコーデ」という意味のデザインにしました！

データをカッティングマシンに送ると、自動でカットが始まります。

カットが完了したら、不要な部分を取り除くカス取り作業をします。

周りもカットして、カス取り完了です。

シンプルなデザインであれば、はさみやカッターで切ることもできますが、カッティングマシンを使えば自動かつデザインが透明フィルムで繋がった状態でカットができます。透明フィルムで繋がっていると、圧着時にデザインが崩れないのでおすすめです。

そもそもはさみではデザインを綺麗にカットするのがかなり難しいです…。

アイロンで圧着する

カットとカス取りが完了したら、透明フィルムを上にしてTシャツに乗せます。
その上にシリコンペーパーを乗せて、アイロンプレス機でグッと圧力を加えます。

この時かける温度や時間は使用するシートによって違うので、必ずシートの圧着条件を確認してくださいね。

家庭用アイロンでも圧着できますが、専用のプレス機を使うと熱と圧力を均等にかけられるため、より綺麗な仕上がりになります。家庭用アイロンを使う場合はスチーム穴を避けて平面の部分を使うようにすると、均等に圧がかかりやすいです。

規定時間アイロンを当てたら、透明フィルムを剥がします。
透明フィルムを剥がすタイミングもシートによって異なります。

仕上げに、もう一度シリコンペーパーを乗せて軽くアイロンプレスしたらオリジナルTシャツの完成です！

シートやウェアの色を変えていろんなTシャツを作ってみました！

今回使用したシート＆機械について

最後に、今回使用したシートと機械について詳しくご紹介いたします。

アイロンシート「つや消しスタンダードRMS」

「つや消しスタンダードRMS」はユーロポートで取り扱うアイロンシートの中で最もコスパの良いシートです。
低価格ながら、透明フィルムに程よい粘着があるためカス取りがしやすく、細かいデザインにも向いています。Tシャツになじむように素材は薄く、収縮性、追随性に優れています。また、色数も豊富なので、理想の色が見つかりやすいです。