オリジナルバッグを作るなら、写真やイラストをフルカラーでプリントできる「昇華転写」がおすすめです。
でも、せっかく作るなら、プリントだけではなく、もっと自分好みにアレンジしてみたい!
そこで今回は、ブラザーの昇華転写プリンター「SP-1」とカッティングマシン「スキャンカットSDX1000」を組み合わせて、オリジナルバッグを作りました。
SP-1で写真をフルカラーでプリントし、さらにSDX1000でカットした別素材を組み合わせることで、1つのバッグに異なる表現をプラスできます。
気になる作り方や仕上がりをご紹介します。
目次
昇華転写プリンターSP-1×スキャンカットでできること
SP-1は、写真やイラストなどをフルカラーでプリントできる昇華転写プリンターです。
一方、スキャンカットは、読み込んだデザインやデータに合わせて素材を自動でカットできるカッティングマシンです。
使い道の違う2機種ですが、メーカーは同じブラザーでデータ作成アプリ「Artspira」を使える点も共通しています。
また、オリジナルTシャツやバッグ、ノベルティ、推し活やイベントグッズなど、オリジナリティのあるグッズを作れるところも共通しています。

昇華転写プリンター「SP-1」とは?
SP-1は小型の昇華転写プリンターです。
昇華転写とは、専用の転写用プリント用紙(昇華転写紙)にデザインをプリントし、ヒートプレス機などで熱を加えて素材へ転写するプリント方法です。
写真やイラストなどをフルカラーでプリントできるため、オリジナルグッズ作成にぴったりです。
対応する素材を使えば、バッグやTシャツ、マグカップ、スマホケースなど、さまざまなアイテムをオリジナルデザインに仕上げることができます。
また、SP-1はスマートフォンアプリ「Artspira」に対応しているため、スマホで作ったデザインを使ってオリジナルグッズを作れるのも魅力です。
「デザインソフトを使うのは難しそう……」という方でも、スマートフォンから気軽にデザイン作成を始められます。
スキャンカットとは?
スキャンカットは、ブラザーのカッティングマシンです。
どこを切るかを示したカットデータに合わせて素材を自動でカットできるほか、本体に搭載されたスキャナーを使って、手描きのイラストや紙に描いたデザインなどを読み込んでカットすることもできます。
また、アプリ「Artspira」にスキャンカットも対応しているため、スマホからカットデータを作成でき、手軽に操作できます。
SP-1×スキャンカットでオリジナルバッグを作ってみよう
それでは実際に、SP-1とスキャンカットを使ってオリジナルトートバッグを作ります。
今回用意したものは昇華転写プリンター「SP-1」、スキャンカット「SDX1000」のほかに、昇華転写紙、ポリエステル素材のトートバッグ、アイロンプレス機「Ponto」などです。

1.デザインを作成
まずはバッグにプリントするデザインを用意します。
SP-1に対応した「Artspira」を使えば、スマホから画像を取り込んだり、文字を入れたりしてデザインを作成できます。
今回はプリントをシンプルな写真とアクセントカラーにまとめ、後からカッティングでデザインの装飾を加える予定にしました。

2.SP-1で昇華転写紙にプリント
デザインが完成したら、SP-1で昇華転写紙にプリントします。
昇華転写では、写真やグラデーションなど、フルカラーのデザインをそのままプリントできるのが大きな特長です。
カッティングマシンだけではできない、写真を使ったグッズ作りに活躍します。

3.スキャンカットでデザインをカット
次はスキャンカットの出番です。
カッティングマシンで素材をカットするには、基本的に「どこを切るのか」を示したカットデータが必要になります。
Illustratorなどのデザインソフトを使ってデータを作ることもできますが、デザインデータの作成に慣れていない方には少し難しく感じるかもしれません。
そんな中でもスキャンカットシリーズは、手描きや印刷したものをスキャンしてデータを作れるほか、本体にあらかじめ収録されたカットデータが豊富なので、データ作りがとても簡単です。

本体に収録されている図形や文字、植物、動物などのデータから好きなものを選んだら、単色のアイロンシートをセットしてカットします。
カットの際は自動で刃の調整をしてくれるので、面倒な設定は不要です。

アイロンシートを使えば、キラキラ・フロッキー(ベルベットのようなふわふわした質感)・発泡(ぷっくり立体感のある)シートなど、フルカラープリントにはない特殊な質感や表現を楽しめるため、昇華転写だけではできない表現が可能になります。
4.バッグに転写・圧着
素材が用意できたら、アイロンプレス機「Ponto」を使って、まずはバッグに写真データを昇華転写します。
家庭用のアイロンでも代用できますが、昇華転写には基本的に190℃程度の温度が必要で、ムラなく仕上げるためには広いプレート面が求められます。アイロンプレス機「Ponto」は温度を1℃単位で細かく設定でき、広いプレート面があるためオリジナルグッズ作成に最適です。

写真の昇華転写が完了したら、スキャンカットで作った文字や図形などのアイロンシートをプラスして、デザインにアクセントを加えます。
ツヤのあるアイロンシートを選ぶことで、昇華転写との素材感の違いがおしゃれな印象を生み出します。

昇華転写は普通のプリントと違い、インクをポリエステル素材に染み込ませるため貼った感がなく、発色がとてもきれいなのが魅力です。写真のデザインがより映えます。
SP-1×スキャンカットで広がるオリジナルグッズのアイデア
SP-1でフルカラーのオリジナルプリント、スキャンカットでカッティングによる文字や図形などの装飾をプラスして、ワンランク上のオリジナルバッグが完成しました。
それぞれの機械が得意な表現を組み合わせることで、1台だけではできないデザインに仕上げることができます。
今回のデザイン以外にも、アイデア次第でさらに多彩な表現が広がります。

「オリジナルグッズを作りたいけど、デザインデータを作るのが難しそう」という方も、まずはSP-1のフルカラープリントと、スキャンカットの内蔵データを使ったカッティングから始めてみてはいかがでしょうか。
どちらもパソコンなしで、手軽に1個から始められます。
ユーロポートではブラザーのものづくりマシンを豊富に取り扱っております。
作成に必要な道具が揃ったお得なセットや、安心のサポート体制もございますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

















