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オーダーグッズ業者必見!大判昇華転写プリンターと輪転機が人気な理由とは?

昇華転写プリントにおいて、平型プレス機で大ロットに対応するのは大変です。それは作業工程がとても多くなることが要因となります。
しかし、「輪転機」と呼ばれるドラム式熱転写機を使えば昇華転写でも効率的に大量生産が可能です!

今回は大型昇華転写プリントのメリットと、ユーロポートで販売している輪転式プレス機の違いについてご紹介いたします。

輪転機とは

「輪転機」とは、「ドラム式熱転写機」、「輪転式熱転写機」、「大型昇華ロールプレス機」、「連続式昇華転写プレス機」など様々な呼び方があり、簡単に言えばロール状の生地を繋がったまま連続で熱処理することができる大型のプレス機のことを指します。
ユーロポートはトルコのプレス機メーカー「Diferro(ディフェーロ)」の輪転機、MPシリーズとDLシリーズを取り扱っています。

初心者でもわかりやすい!布生地への印刷方法 ~ポリエステル素材編~

これからこのような布生地に印刷して大量生産を行っていきたいと考えてはいませんか?

  • サッカーやバスケットボールなどのスポーツウェア/チームウェア/ユニフォーム
  • ポリエステル素材のアパレル用テキスタイル生地
  • タペストリーやホームテキスタイル(カーテン・シーツ・カバー)
  • のぼり旗や横断幕

大量のロール生地へ印刷する方法は様々ですが、オーダーグッズを自社で内製化すると、外注よりもコストがぐっと減り、納期にも柔軟に対応することができます。また、機械を導入することによって、できることの幅が広がり、新しいビジネスをスタートすることも可能です。

ではさっそくポリエステル素材への大量印刷について見ていきましょう。

作った物の例

ポリエステル素材へ印刷できる昇華転写プリントのメリット

まず、最初に抑えていただきたいのは、印刷方法です。
今日ご紹介するのは、「ポリエステル生地」に鮮やかに転写できる「昇華転写プリント」という印刷方法です。

昇華転写とは、インクを染み込ませるので生地の質感を損ねず、発色がきれい、色落ちしづらいなど様々なメリットがある人気の印刷システムです。昇華転写についてもっと詳しく学びたい方はこちらの記事をご覧ください。

次に、昇華転写プリントが製品になるまでの流れを見ていきましょう。

昇華転写プリントで布生地に印刷する工程

まず、SC-F6450などの大判昇華転写プリンタ―を使用し転写紙にデザインをプリントします。その後、ポリエステル生地と密着させ、熱処理機で熱をかけることでインクが気化し、ポリエステルの生地にデザインを転写させます。生地ができたら、裁断・縫製を行い完成です。

輪転機で熱をかける工程はプレス機でも可能ですが、効率的な大量生産を望むのであれば、輪転機がおすすめです!

大量生産工程

昇華転写プリンターEPSON「SC-F6450」のご紹介

大判印刷に最適なエプソン(Epson)社製の大判昇華転写プリンター「SC-F6450」を紹介します。

■SC-F6450の特長
最大印刷幅1,112mm
4色と6色のインクモデルがあり、より高画質な制作物の作成が可能です。
枕やシーツなど近くでみるもの・表現しづらいグラデーション表現や肌色の質感などに最適です。
プリントヘッドは、1.33インチの新ヘッドを採用。従来機と比べて約20%生産性を向上しました。
4.3インチのパネルを搭載。よく使う機能はショートカットボタンを配置するなど、使いやすさを向上しました。
はじめての方でもわかりやすいメンテナンス方法。
    • SC-F6450 / SC-F6450H
    • 昇華プリンター

      SC-F6450/6450H

      最大プリント幅:1,112mm
      ウェアプリントやグッズ制作をより高品質かつ効率的に

      標準価格:オープン価格

このSC-F6450など、大判昇華転写プリンターで印刷した「昇華転写紙」を「輪転機」と呼ばれる「ドラム式熱転写機」を使って、生地に転写していきます。

ユーロポートはトルコのプレス機メーカー「Diferro(ディフェーロ)」の輪転機、"MPシリーズ"と"DLシリーズ"を取り扱っています。今回はこの2つのシリーズの違いも要点を押さえながら解説していきます。

大量生産のカギ「輪転式プレス機」とは?

まず、大量生産のカギを握る「輪転機」について簡単に説明したいと思います。
輪転機とはポリエステル生地への昇華転写をロール to ロールで行う熱処理の機械です。

転写紙や素材をロールのままセットできるため大幅に作業効率が上がり、一度に大量プリントできます。平型プレス機で長時間かかっていた作業も輪転機を一台導入するだけで時間を短縮することができ、効率的に昇華転写プリントできます。

  • 輪転機で熱転写
  • 輪転機の仕組み

輪転機は長尺対応かつ生産性が非常に高いのでスポーツウェア、ユニフォームなどのアパレル商品をはじめ、タペストリーやホームテキスタイル(カーテン・シーツ・カバーなど)、のぼり旗や横断幕といったあらゆるものの大量生産におすすめです。

作れるものの例

また、サッカーやバスケットボールチームのユニフォームだけでなく、アニメや漫画のキャラクターのクッションや抱き枕、ぬいぐるみといったグッズも大量に製作できます。

作った物の例

コンパクトで枚葉もロールもできる Diferro輪転型プレス機DLシリーズ

最初に紹介するのはDiffero「DLシリーズ」です。
DLシリーズはオイルで機械を温めるオイルヒーター式の輪転機です。DLシリーズには「DL-13B200C」と「DL-17B200C」の2つのモデルがあり、それぞれドラム幅が異なります。ドラム幅は1,300mmと1,700mmとなっております。

大きさが異なると転写できるサイズが変わり、一度に転写できる量も変わります。
単純に大きなサイズのデザインを転写できるだけでなく、ドラム幅が大きければ大きいほど、一度により多くの転写が可能になります。

  • DLシリーズ

  • 輪転機の仕組み

DLシリーズはロール to ロールの熱転写だけではなくカット生地(ピース生地)を置いて転写するテーブルが付いています。今まで一枚ずつ平型プレス機にセットし、レバーを下げて転写していたものが、この機械のテーブルに乗せるだけで効率的に転写できます。

DLシリーズはコントロールパネルで温度調整、速度調整などを操作できます。
DLシリーズは従来の輪転機と比較して超コンパクトでコストパフォーマンスの高い輪転機です。
初めて輪転機を検討される方、コストやサイズをできるだけ抑えたい方にオススメです。

  • DLシリーズ

  • 操作盤

 製品仕様
  DL-13B
200C
DL-17B
200C
ドラム直径 200mm
ドラム幅 1,300mm 1,700mm
転写可能サイズ 1,200mm 1,600mm
転写速度 1.20m/分、
86m²/時
1.20m/分、
151m²/時
総電力 5kW 7kW
平均消費電力 3.25kW 5kW
ドラム抵抗力 4.0kW 6.0kW
ドラムエンジン出力 0.55kW 0.75kW
本体寸法
(W×D×H)
1,870
×1,000
×1,380mm
2,270
×1,000
×1,380mm
本体重量 250kg 310kg
梱包サイズ
(W×D×H)
2,050
×1,150
×1,620mm
2,450
×1,150
×1,620mm
梱包重量 275kg 340kg
加熱システム オイルヒーター
最高温度 220℃
平均加熱時間 35分
平均冷却時間 50分
電源 3相 - 200V - 50/60Hz
空気取り入れ口 最小5~最大8
電気システム 自動制御
フェルトテンション
フェルトコントロール
マニュアル
ドライブ速度操作 ACインバーター
巻き戻し(巻きほぐし)
巻取り
圧縮シャフト
ウィークリータイマー 無し
自動シャットダウン 有り
安全装置 緊急ボタン2つ
ソフトウェア言語 英語
保証 機械2年、電気1年(ユーザー障害は含まれません)
    • DLシリーズ DL-13B200C
    • 輪転型熱処理機

      DLシリーズ

      標準価格:3,740,000円(税込)~

さらに高生産を実現 Diferro輪転型プレス機MPシリーズ

次にDiferro「MPシリーズ」です。

MPシリーズもオイルヒーター式ですがDLシリーズよりも大きな輪転機で、より大量生産ができます。MPシリーズには大きさの異なるモデル4種類あり、ドラム幅は1,200mmから2,100mmまでラインナップされています。
最大で900mmも幅が変わるのであらゆる製作物に対応できます。

  • MPシリーズ
  • 仕組み

DLシリーズのドラム直径が200mmなのに対してMPシリーズは320mmとより大きいドラムを搭載しています。そのため転写スピードにも大きく差があり、同じドラム幅でもMPシリーズのほうがDLシリーズの約2倍の速さで転写できます。

輪転機の操作に慣れて転写作業も早くなると、短時間でより多く昇華転写し、大量生産したいと思うかもしれません。その場合は転写速度が速いMPシリーズがオススメです。
材料を置くテーブルもDLと比べると作業スペースの面積が広いのがわかると思います。

  • MPシリーズ

  • 制作風景

流れてくる転写紙に生地を乗せていくことで自動的に熱転写できます。テーブルがとても広く、奥行きがあるのでより多くの生地を一度に配置できます。連続で熱転写が可能なため生産効率が格段に上がります。

MPシリーズにはウィークリータイマーという機能が付いておりタイマーをセットしておけば自動的に機械を温めてくれます。例えば前日の夜にタイマーをセットしておけば、次の朝にはすでに温度が上がっているので、すぐに作業に取り掛かることができるのです。
今まで予熱していた時間でウェア作成ができ、より生産性を上げることができます。

また自動冷却システムも付いており、一定の温度まで熱が下がると自動で電源が切れます。熱が冷めるまで付きっきりで機械を見ておく必要がありません。

操作盤

これらの機能は全てタッチパネルで操作を行います。直感的な操作が可能なので誰でも簡単に使いこなすことができます。
またフェルトセンタリングシステムにより、転写中にフェルトが左右に蛇行しないよう自動で調整してくれます。蛇行を手動で調整する必要がないので作業が捗ります。MPシリーズはハイスペックな機能でより効率的に大量生産できる輪転機と言えるでしょう。

 製品仕様
  MP-13
B320C
MP-17
B320C
MP-19
B320C
MP-22
B320C
ドラム直径 320mm
ドラム幅 1,300
mm
1,700
mm
1,900
mm
2,200
mm
転写可能サイズ 1,200
mm
1,600
mm
1,800
mm
2,100
mm
転写速度 2.10m/分、
151m²/時
2.10m/分、
202m²/時
2.10m/分、
227m²/時
2.10m/分、
265m²/時
総電力 15kW 20kW 25kW 30kW
平均消費電力 9.75kW 13kW 16.25kW 19.5kW
ドラム抵抗力 13.5kW 18.5kW 23.5kW 28.5kW
ドラムエンジン出力 0.75kW
本体寸法
(W×D×H)
2,200
×1,800
×1,300
mm
2,600
×1,800
×1,300
mm
2,800
×1,800
×1,300
mm
3,100
×1,800
×1,300
mm
本体重量 750kg 1,100kg 1,320kg 1,540kg
梱包サイズ
(W×D×H)
2,450
×1,300
×1,550
mm
2,850
×1,300
×1,550
mm
3,050
×1,300
×1,550
mm
3,350
×1,300
×1,550
mm
梱包重量 825kg 1,210kg 1,450kg 1,695kg
加熱システム オイルヒーター
最高温度 220℃
平均加熱時間 80分
平均冷却時間 150分
電源 3相 - 200V - 50/60Hz
空気取り入れ口 最小5~最大8
電気システム PLC制御
フェルトテンション 空気圧
フェルトコントロール 自動
ドライブ速度操作 ACインバーター
巻き戻し(巻きほぐし)
巻取り
圧縮シャフト
ウィークリータイマー 有り
自動シャットダウン 有り
安全装置 緊急ボタン4つ
ソフトウェア言語 英語(オプション)
保証 機械2年、電気1年(ユーザー障害は含まれません)
    • MPシリーズ MP-13B320C
    • 輪転型熱処理機

      MPシリーズ

      標準価格:4,840,000円(税込)~

早わかり!輪転型熱転写機と昇華転写プリンターサイズ対応表

ここまで見てきたヒートプレス機と昇華転写プリンターのサイズ別対応表です。
昇華転写システムを導入する場合は、基本的に昇華プリンターと熱処理用のプレス機を同時に入れていただくことが多いです。
スペックを比較し、設置スペースなどを考慮した上で最も適した機種を選びましょう。もちろんユーロポートにお問い合わせいただければ、お客様の状況にあわせてご対応いたします。

  • 大判ロール型熱転写プレス機 DLシリーズ   大判ロール型熱転写プレス機 MPシリーズ
    DL-13B200C 製品画像 MP-13B320C
    超コンパクト
    コントロールパネル
    ロールtoロール
    ピースtoピース
    特長 ドラムの径が大きく高生産
    ウィークリータイマーで自動生産
    タッチパネルより手離れが良い
    1,300mm幅 1,700mm幅 輪転機幅 1,300mm幅 1,700mm幅 1,900mm幅 2,200mm幅
    SC-F6450 SC-F6450
    SC-F9450
    対応昇華転写
    プリンター
    SC-F6450 SC-F6450
    SC-F9450

輪転機一覧

まとめ

いかがでしたか?大きな布生地への昇華転写プリンタ―を使った印刷方法と、輪転機の種類や特長について今回は解説させていただきました。昇華転写プリンタ―と輪転機があれば、ウェアやタペストリーなどの布に効率よくデザインを入れて大量生産していくことが可能です。

また、Diferroの2機種を比較してみると、同じ輪転機でも転写可能サイズ、テーブルの大きさ、転写スピード、操作パネルなど、さまざまな違いがあることがわかりました。何を重要視するかしっかり見極め、あなたに最適な一台を選ぶことが重要です。

輪転機を導入するだけで作業効率は格段に上がり、大ロットの受注にも対応することができます。また今まで外注していた工程も自社で行うことで、納期の短縮、コスト削減につながります!もっと効率的に大量生産したい、大きなのぼり旗やバナーを製作できるようにしたいとお考えであれば輪転機DL、MPシリーズを検討してみてはいかがでしょうか。

輪転機

今回紹介した商品

デモンストレーションについて

  • ライトハウス外観

  • 2021年に完成したユーロポートの第2ショールームライトハウス(LIGHT HOUSE)では、輪転機を実際に動かしてデモンストレーションを行えます。さまざまな大型機械が動いている様は圧巻です。ビジネスでの大量生産を行っている方に役立つ情報や機械が満載のショールームとなっています。

 LIGHT HOUSE について詳しくはこちら

お問い合わせ・ご相談について

もし機械の導入で分からないこと気になることがございましたら、専門のスタッフがお客様に最適な1台をご提案いたしますので、是非お気軽にお問い合わせください。

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