多彩なオプションを使用することで、つくれるものの幅がぐっと広がる「xTool P2」。
今回は、「xTool P2 class4」モデルを使用して、看板などの長尺素材への加工方法やポイントをご紹介します。
長い看板の作り方
さっそく作り方をご紹介します。
つくりたいもの:店頭に置く木製のメニューボード(300mm×900mm)
使用する機械:xTool P2 class4
使用するオプション:ライザーベース/コンベアフィーダー/コンベアレール
データをセットする
xToolの専用無料ソフト「xTool creative space」(通称XCS)を使用します。
ソフトにあらかじめ作成しておいたデータを取り込みます。
もちろんデータはソフト上でも編集可能ですが、今回はAdobe illustratorで事前に作製したものを使用します。
フォルダからファイルをドロップするだけでデータのアップロードが完了します。
ソフト内でコンベアフィーダーを選択すればセット完了です。加工するデータの位置を合わせます。
「xTool P2」はカメラ機能が搭載されているので簡単に位置を合わせることができます。
加工スタート
機械本体のスタートボタンを押すと、加工が始まります。
彫刻中はコンベアフィーダーが自動で素材を送り出してくるので、手動での調整は不要です。
機械の背面から素材が出てくる場合もあるので、コンベアフィーダーを使用する際は、前後にしっかりスペースをとる必要があります。
木製看板の完成
焦げなどなく、細かな部分もきれいに彫刻できています。
コンベアフィーダーが素材を前後に動かしながら加工を行いましたが、線も曲がったりせずデータ通りまっすぐです。
店名(という設定)である「ゆうろ」部分も、手描きしたペンの筆跡まで表現できていて、柔らかく温かみのある印象を与えてくれます。
動画で確認!長尺加工の様子
搬送の様子など動画でチェックしていただけます。
まとめ
xTool P2 専用コンベアフィーダーは、長さ3mまでの素材の加工が可能です。看板やボードなど長尺の素材への彫刻で活躍します。
安定した自動搬送なので、加工中は安心して他の作業を行うことができます。搬送させながらの彫刻でもきれいに仕上がります。
気を付けるポイントは3つ。購入前にチェックしてみてください。
- 1. 機械前後に十分なスペースが必要
- 2. コンベアフィーダーの使用は「class4」モデルのみ可能
- 3. コンベアフィーダーのセットには「ライザーベース」が別途必要
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