DTF印刷にも対応可能！ガーメントプリンター『SC-F2250』4つのポイントで徹底比較

2023年7月26日にエプソン（EPSON）から発売されたガーメントプリンター「SC-F2250」。
国内のプリント市場で大きなシェアを誇る「SC-F2150」の後継機にあたり、エプソン社のガーメントプリンターとしては約5年ぶり待望の新製品です。

今回は旧機種「SC-F2150」との比較を交えながら「SC-F2250」の魅力を4つのポイントでご紹介していきます。

SC-F2250の特長
導入をご検討中の方へ
まとめ

奥行マイナス10cm！スタイリッシュでコンパクトなボディ

第一印象は“スタイリッシュ”。グレートーンで無骨なイメージの旧機種「SC-F2150」とは打って変わり、「SC-F2250」はホワイトを基調とした直線的な外観です。
一番のポイントは機械の奥行が約10cm小さくなったことではないでしょうか。

「SC-F2150」では機械の奥行が長いことや排気孔の関係で、壁際に置けないなど設置に制限がありました。
新機種の「SC-F2250」ではより省スペースな場所に設置でき、効率的で自由なレイアウトが可能です。
フラットな設計ですので、プリンターの上に作業用のPCや作業道具を置いていただくなどスペースを有効活用できます。
また、垂直での機械搬入が可能になり、小規模なスペースにも導入していただけるようになりました。

ヘッド付近をライトが照らしてくれるので、メンテナンスや印刷の様子を確認しやすくなっています

新たなプリントヘッドとソフトウェアで生産性と画質がアップ

プリントヘッド

「SC-F2250」では1.33インチの新プリントヘッド「PrecisionCoreマイクロTFPプリントヘッド」を採用。
ノズル数が従来の2,880から3,200に増え、更なる高生産と高画質を実現します。
印刷速度が淡色生地で最大135％、濃色生地で最大125％向上し、「SC-F2150」と比較して最大約15秒~30秒程度印刷時間を短縮できます。

ソフトウェア

「Garment Creator2」の採用により、印刷データの処理速度が向上しました。
パソコンから機械に印刷データを送信するまでの時間をおよそ7秒短縮できるので、より作業効率を高めます。
※データやお使いの機器によって速度は前後します。
さらにデータの入力解像度が従来の300dpiから600dpiにアップしたことで、細い線などの細かな表現をより正確に印刷できるようになりました。

「HALLOWEEN」テキスト内の細い線模様がきれいに表現されています

話題のDTF印刷にも標準対応

「SC-F2250」ではフィルムに印刷し転写する新しいプリント方法であるDTF印刷にも標準対応。
DTF印刷を活用することで、位置合わせの難しい小物やワンポイントの印刷、ポリエステル生地などへの印刷が効率的かつより正確に行えます。
生地への直接印刷とDTF印刷を使い分けることで対応素材やデザインの幅が広がり、幅広いお客様の要望にも細やかにお応えできます。

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  DTFを導入するべきメリットと、その作り方をご紹介いたします！
  
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旧機種「SC-F2150」でもDTF印刷は可能ですが、ソフトウェアの操作が一筋縄ではいかないところが難点でした。
「SC-F2250」対応のソフトウェア「Garment Creator2」ではDTF印刷に対応する印刷モードを標準搭載。
DTF印刷専用のモードを選択するだけでデザインの反転やインクの印刷順などを設定できます。

ガーメントプリンターで行うDTFプリントに必要な資材はユーロポートで販売しております。
前処理剤なしで綿やポリエステルの濃色生地に印刷できるメリットや、位置合わせが難しい場所への印刷のしやすさを是非体感してください。

2023/08/03現在　DTF印刷の洗濯堅牢度を取得中です。

DTF印刷専用のフィルムにプリントする様子

旧機種からさらに進化。今までの機能をより使いやすく効率化。

高さ調節機能

従来の少し手間だった高さ調節が大きく改善しました。
「SC-F2250」は「プラテンギャップ自動調整機能」を搭載しているため、高さエラーでプラテンが送り返される頻度が格段に減り、生産効率がグッと上がります。
新機種では、目測で高さを調整しエラーで送り返される…という作業がほとんどなくなります。

操作パネル

見やすく操作しやすい4.3インチのタッチ方式操作パネルを採用。
以前操作パネル付近にあったスタートボタンはより操作しやすい位置に移動。
Tシャツなどのメディアをセットしてスムーズに印刷を開始できます。

プラテン

「ハンガープラテン」を採用。Tシャツなどのメディアをよりセットしやすくなりました。
従来のプラテンとも互換性がありますので、使いやすい方をお選びいただけます。
さらに新機種「SC-F2250」では道具不要でプラテンの交換が可能。旧機種ではプラテンの交換時にドライバーが必要でしたが、新機種ではどなたでも簡単に交換可能。
より多彩な素材へ印刷がしやすく、生産性が格段に向上します。

インク

カートリッジタイプから800mlのパウチタイプになりました。
脱着もスムーズになり、大容量なので作業効率も向上。
使い終わった後もかさばりません。

ガーメントプリンター用DTF資材

ガーメントプリンター用のDTF資材もユーロポートにお任せください！
ガーメントプリンターでのDTF印刷に特化したフィルム・ホットメルトパウダー（糊）もお取り扱いしております。

DTFフィルム印刷なら黒色など濃色生地への印刷やポリエステル生地への印刷、ワンポイント印刷などに便利です。
選択堅牢度も最高級を取得。アパレル用途でも安心してお使いいただけます。
各機種のインクにあった材料をお選びください。

ズバリ、ガーメントプリンターでDTF印刷をするメリットとは？

「SC-F2150 」で直接印刷とDTF印刷の両方を使いわけ、多様なニーズにお応えしているお客様にお話を伺いました。

- ガーメントプリンターを導入いただいたお客様へ、導入の決め手やガーメントプリンター・DTF印刷の導入後の反響、変化をインタビューさせていただきました。
  
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よくある質問

Q. 生地への直接印刷とDTF印刷で耐久性に差はありますか？
- A.「SC-F2150」「SC-F2250」共に直接印刷とDTF印刷の両方で洗濯堅牢度の最高である4－5級を取得しており、耐久性に差はありません。
Q. 「SC-F2250」に保守をつけることはできますか？
- A. 可能です。
  通常保守とのセットモデル「SC-F22H5」のご用意もございます。
  「SC-F2250」では従来の「稼働保証保守」のご提供はなく、定期点検などはオプションとなります。
Q. 実際にガーメントプリンターを見ることはできますか？
- A. 可能です。
  こちらの「デモンストレーション予約」フォームよりお申し込みください。
Q. オリジナルのデータや素材で直接印刷やDTF印刷のサンプルを作製することは可能ですか？
- A. 無料で受け付け中です。
  こちらの「ガーメントプリンターのお問い合わせ」フォームにサンプル希望の旨をご記載ください。

導入をご検討中の方へ

ユーロポートでは、機械の導入支援として補助金やリース契約のサポートを行っております。

「ガーメントプリンターの買い替えを考えているけど費用面が心配…。」
「ガーメントプリンターを使って新規ビジネスをはじめたいけど、予算が限られている…。」
と不安な方は、まずは下記フォームよりご相談ください！

ユーロポートでは、補助金・リース契約を活用した機械導入実績が多数ございます。
専門スタッフが丁寧にお話をお伺いし、お客様のガーメントプリンター導入をサポートいたします。

まとめ

「SC-F2250」について抑えていただきたい4つのポイントは以下になります。

①コンパクトで自由なレイアウトが可能。様々な場所に設置しやすい
②新ヘッド＆新ソフトウェアの採用で高い生産性と品質
③DTFプリントに標準対応。事業の幅が広がる
④操作性が進化。使いやすく作業効率が向上

エプソン社の新しいガーメントプリンター「SC-F2250」は、時代に合わせた新機能を取り入れながら使い手の効率も向上させた新機種と言えます。
高品質な直接印刷とDTF印刷の2つを叶えるコンパクトなハイブリッド機種として、プリントビジネスを支え、対応力のある事業へと発展させてくれるのではないでしょうか。

ユーロポートでは「SC-F2250」をはじめとした各メーカのガーメントプリンターを取り扱っております。そのため、各メーカーごとの比較も可能です。
また、ガーメントプリンターに対応しているDTF印刷資材も豊富に取り扱っておりますので、「ガーメントプリンターでのDTF印刷について知りたい」「機械の詳細や見積もりを知りたい！」という方はお気軽にお問い合わせください。
ガーメントプリンターの導入実績が豊富な弊社スタッフが丁寧にご対応いたします。

今回ご紹介した機械

- ガーメントプリンター
  
  SC-F2250
  
  最大印刷範囲：406×508mm
  DTF印刷にも対応した使いやすさと高画質を両立するプリンター
  
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