色や質感、耐候性などバリエーション豊富なカッティングシート。
初心者が選ぶべきシートや、ご自身の用途に合わせたシートを探すのは難しいですよね。今回は30種類以上のシートを取り扱うユーロポートが、様々な用途に合わせたカッティングシートの選び方をご紹介します。
カッティング用ステッカーシートとは
カッティングシート※を一言で説明するなら、「接着剤付きフィルムシート」です。
色や柄がプリントされている装飾用シートの裏面に接着剤がついており、理想のデザインや表現に合わせてカットすることができます。
ガラスや金属、木製など様々な素材に対して貼ることができ、初心者でも簡単に作業できるのでDIYなど趣味でのものづくりにも人気です。なにより、低コストで空間の表情を自由自在に変えられることがカッティングシートの魅力です。
カッティング用シートはハサミやカッターでも加工できますが、細かなデザインや複雑な形などはカッティングマシンと呼ばれる機械で加工されることがほとんどです。
「カッティングシート®」は、株式会社中川ケミカルの登録商標です。現在ではサイン用途に使用される塩ビフィルム全般を指す言葉として認識されているため、本文ではその意味合いで使用しております。
カッティング用シートはこんなところで使われています
カッティングシートは日常生活の中で幅広く使われています。
- 屋内外の看板やサイン
- 車や電車のラッピング
- 店舗のガラス面などのショーウィンドウのサイン
- 金属や木材へのステッカー
次にカッティング用シートの選び方についてご紹介いたします。
種類から選ぶ
カッティングシートは、「ステッカーシート」や「マーキングフィルム」とも呼ばれています。
様々な用途で使われているカッティング用シート。その種類は単色のカラーシートだけではありません。
色や柄のついたカラーシートが主流ですが、透明な「アプリケーションフィルム」やサンドブラストなどで使用される「マスキングシート」などもカッティング用シートの仲間です。
好みの色や質感、デザイン、場面に合わせて選ぶのはまさにものづくりの醍醐味ですね。
カラーシート
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定番のカッティング用ステッカーシートです。
色数も多く、初心者でも扱いやすいものや安価で手に入りやすいものから、耐候性に優れたプロ仕様のものまで幅広いラインアップが特徴です。
メタリックシート
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金属の質感を表現できるシートです。
塗装や金属加工をしなくても、カッティング用シートを貼るだけで雰囲気を変えることができます。
キラキラシート
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ラメグリッターやホログラムなど光に反射してキラキラと輝く加工が施されています。
シートによっては使用期間が短いものもあるので、用途に合わせた素材選びがポイントです。
光るシート
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暗闇で光る蓄光シートや光に反射するシートがあります。
工事現場の看板や標識、イベント会場での目印など安全対策に使用されることも。
ミラーシート
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鏡のような仕上がりのシートです。雨などに強いシートも多く、カラーバリエーションも豊富です。
レーシングカーや車の車両デコレーションに人気です。
スタイル&立体シート
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カーボンやレザーなど異素材のシートです。シートを貼るだけで簡単にオリジナリティを演出できます。
カーステッカーとしても人気の高い種類のカッティング用シートです。
デコレーションシート
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壁紙やガラスなどのデコレーション時に使います。
屋内でも屋外でも使用できるので、看板や壁紙、窓ガラスなど様々なものに好きなデザインを装飾できます。
マスキングシート
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サンドブラストや塗装など加工時に使われるシートです。
加工する素地に合わせてシートの粘着の強さを選ぶようにしましょう。
アプリケーションシート
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カットした後のステッカーのデザインやレイアウトのバランスが崩れないように補助してくれるシートです。
カッティング用シートによって、推奨の粘着度が違うので確認の上選びましょう。
用途から選ぶ
カッティング用シートは、シートによって耐久性や耐候性が違います。その中でも大きなポイントは、耐候年数です。
シートを選ぶときは「どこで」「どのくらいの期間」使うかが重要です。
「屋内用」「屋外用」や「長期用」「短期用」などあらかじめ商品名に記載されているものもあるので、用途に合わせて選んでみてください。
例1:室内の壁紙を、短期のイベント期間中だけ装飾したい場合
屋内用、3年程度の短期用シートがおすすめです。
屋外用でも屋内に貼ることは可能です。素材によっては再剥離可能などのシートがおすすめです。
例2:屋外設置してあるお店の看板を作製したい場合
屋外用、5年以上の長期用シートがおすすめです。
蛍光色や蓄光の目立つシートを選ぶなど、理想のデザインに応じて色や質感にこだわることもできます。
機能から選ぶ
カッティング用シートは、デザインを表現するだけではなく機能性や安全性を向上させるためにも使われています。
例えばガラスの飛散防止のためや断熱性のため、暗闇で光る素材で避難誘導の表示を作るなど、身近な所で様々な目的で活用されています。
環境に配慮した素材を選ぶ
カッティング用シートは、塩ビ素材のものが主流ですが、近年は環境に配慮した基材のものも販売されています。
SDGsへの取り組みにもおすすめです。
まとめ
カッティング用ステッカーシートは、車両ラッピングから室内の装飾、標識、表札、ステッカーなど幅広い用途で活用されています。種類や用途、機能など、ご自身のつくりたいものに合わせて選ぶことがポイントです。
初心者にもおすすめ!人気のカラーシート3選
そうはいっても、カッティング用シートは種類が豊富なので選ぶのが難しいですよね。
今回は、ユーロポートで人気の単色カラーシートをご紹介します。
ユーロポートのカッティング用ステッカーシートが選ばれる理由
ユーロポートのカッティング用ステッカーシートは、初心者の方でも貼りやすく高品質なのが特長です。
例えばシルバーのシートが黒っぽくなってしまったことはありませんか?ユーロポートのカッティング用ステッカーシートは、耐候性が高く変色や変質しにくいので安心してお使いいただけます。
また、ユーロポートでは今回紹介した様々な種類のカッティング用シートを、サイズ・質感・用途別に豊富に取り扱っております。ステッカーやシールを自作できる細工カッターや道具、カッティングマシンも一緒にご購入いただけます。
見て触ってわかる!色見本帳
ユーロポートで販売中のステッカーシートが一目でわかる色見本帳です。
実際のステッカーシートが貼ってあるので、Webの画面上では分かりづらい微妙な色や艶、質感、色味を確認できます。長尺でご購入いただく前に、イメージ通りのシートか確認することができるので安心です。