「看板を作りたい」「店舗のショーウィンドウやディスプレイのガラスに装飾を加えたい」「切り文字などのステッカーを作りたい」といった希望をお持ちであれば、カッティング用シートを使用するのがおすすめです。
カッティング用シートは加工性やデザイン性にすぐれ、さまざまなシーンで活用されています。
今回はカッティング用ステッカーシートの概要や活用されている場面、メリットやコストなどについてご紹介いたします。
目次
カッティング用シートとは
カッティング用シートとは、片側が粘着面になった装飾用のフィルムです。
お好きなサイズにカットして使用します。
木目、柄物、メタリック、レザーなど、さまざまな色や柄、質感を表面で再現しています。
非常に薄く、重ね貼りしても目立ちにくいことから、貼り付ける対象のデザインを損ないません。
このことから、さまざまな場面でカッティング用ステッカーシートが活用されています。
車のデコレーション、壁面の装飾、ガラスの装飾などがその代表例です。
耐久性が高く屋内から屋外でも使用できるシートがあり、場所を問わず利用可能です。

カッティング用シートとマーキングフィルムやインクジェットシートとの違いとは?
カッティング用ステッカーシートとよく似たものとして、「マーキングフィルム」「インクジェットシート」があります。
これらとカッティング用ステッカーシートとの違いについてご案内します。
マーキングフィルムとカッティング用シートとの違い
マーキングフィルムとカッティング用ステッカーシートは名称が違うだけで同じものを指します。
正確に言えば、マーキングフィルムは総称です。
カッティング用ステッカーシートと同様の製品はそれぞれ製品名で呼ばれているほか、すべてマーキングフィルムに分類されます。
インクジェットシートとカッティング用シートの違い
カッティング用ステッカーシートは最初から着色された状態で販売されています。
対して、インクジェットシートは印刷用の塩ビフィルムです。
どちらも粘着面で貼り付けて装飾に使用する点は同じです。
インクジェットシートの印刷はプリンターがあればできますが、屋外や長期使用には特別なプリンターが必要になるため、業者に依頼するのが一般的です。
色数が多くても料金が同一という特徴があります。
カッティング用シートを使うメリット
カッティング用ステッカーシートはあらかじめ鮮やかな色がついています。
そのためインクジェットシートと比較しても、発色がきれいなことが特長です。
人目をひきたい看板用のシートとしては大きなメリットと言えます。
そして、シートのふちまで色がのっているため、重ねて貼った際の境目がシャープに仕上がる点も魅力です。
文字をカッティング用ステッカーシートで作ることもできます。
ペイントと違い、色むらやはみ出しが起きません。
カットができれば、一般の方でも職人のように仕上げることが可能です。

屋外でも安心!長期間利用可能
雨や風、紫外線など屋外環境に強い点も特徴です。
屋外に設置する看板や、外に面したガラスに使用しても、長期間劣化しません。
過酷な環境でも長持ちするため、車の窓ガラスに貼り付けている方もいます。

作業内容がシンプルで初心者でも始めやすい
カッティングマシンとシートがあれば簡単にお好みのデザインのシートが作成できます。
スマホや車にも貼ることができ、シートの貼り付け作業も簡単です。

カッティング用シートの値段
カッティング用シートは200mm~1260mmの幅で、1m単位で切り売りされています。
10mロール、50mロールなど、まとめて購入することも可能です。
価格帯は1mあたり400~1400円程度です。
10mロールであれば、3,000~11,000円程度とさらにお得な価格で販売されています。
一般的な600mm幅のものであれば、1mでも1,000円以内で購入できます。
このように、低コストで手に入る点もカッティング用ステッカーシートのメリットのひとつです。
まとめ
カッティング用ステッカーシートを使えば、屋外でも長持ちする装飾を実現できます。
発色についても申し分ありません。重ねて貼り付ければ複雑なデザインや多色のデザインも可能です。
業務用、個人用としてもカッティング用ステッカーシートは幅広く活用されています。
低コストで購入できるため、装飾の方法を検討している方は、ぜひカッティング用ステッカーシートを活用してみてはいかがでしょうか?
カッティング用シートの実物が見れる!色見本帳
ユーロポートで販売中のステッカーシートが一目でわかる色見本帳です。
実際のステッカーシートが貼ってあるので、Webの画面上では分かりづらい微妙な色や艶、質感、色味を確認できます。
長尺でご購入いただく前に、イメージ通りのシートか確認することができるので安心です。
















