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従来の印刷システムにとって代わる!?業界で話題のDTFプリントとは

DTFプリントという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
DTFプリントは、「Direct to film」の略称で、ウェアプリントの新しい印刷手法です。

メリットが多いプリント方法で2021年頃から話題となり、様々な企業ですでに導入されております。
この記事では、DTFのメリットを簡潔に分かりやすくご紹介いたします。

綿淡色カラーデータ

最初に抑えておきたいのは、DTFプリントは2通りの印刷方法があるという点です。

  • DTFプリンタ―とDTFシェイカーを用いる自動化に特化した高生産なタイプ
  • ガーメントプリンタ―でA4・A3サイズに印刷する小ロットに特化した方法

DTFプリントシステムの仕組み

  • まずは、簡単にDTFプリントの仕組みについてご紹介します。
    「DTFプリンタ―」と呼ばれるDTF専用のプリンタ―で専用フィルムに印刷後、白インクを印刷します。

    インクが乾く前にホットメルトパウダーを塗布してシェイカーで余分なパウダーを落とします。
    最後に、パウダーを溶解するために熱を加え、糊層を作成してDTF転写フィルムは完成です。

    これを熱プレス機で圧着することによってパウダーの糊が再度溶け、生地にデザインがプリントされるという仕組みです。

  • DTFプリントシステムの仕組み

DTFはなぜそんなに話題のシステムなのか?DTFの特長をわかりやすくご紹介

DTFプリントはフルカラーのプリントに対応

  • DTFはグラデーションのようなデータや写真データにも対応しております。 また、画像にあるように6ポイントの小さいフォントも比較的精度高く印刷可能です。

    白インクがない昇華転写プリントや、色ごとに製版が必要なシルクプリントと比較するとこのメリットはとても大きいです。

  • 綿淡色カラーデータ

DTFプリントは濃色生地にも対応可能

濃色生地に印刷する場合は、下地として白を引く必要があります。
DTFは、データ作りの時にあらかじめ白インクで下地を作っているので印刷するとボディが透けない濃い濃度で印刷ができます

今回は、オレンジの人部分に白引きをしていないのであえてこのような色味となっています。
前処理剤なども必要なく、濃色生地だからとパウダーやフィルムを変える必要もありません。
とても手軽に濃色生地にも淡色生地にも印刷ができます。

DTFでの濃色生地印刷

DTFプリントは洗濯堅牢度も4~5級 高品質な仕上がりを実現

洗濯堅牢度とは、日本の繊維品質を公的にジャッジするボーケン一般財団法人ボーケン品質評価機構で厳しい試験をくぐり抜け、評価される洗濯してもデザインの剥がれや色移りがないかの試験結果です。
ユーロポートで販売する素材や資材はほとんどの商品がこの検証で高評価の物のみを販売しているので安心してお使いいただけます。

堅牢度の検証結果画像

DTFプリントなら位置合わせがしづらい袖やフードにもプリントできます。

ガーメントプリンタ―などは、「袖プラテン」があったり、シルクプリントも「袖用刷り台」などがありますが、DTFプリントは好きな箇所にフィルムを置いて、プレス機または家庭用アイロンで圧着するだけ。
しっかりと目張りもできるので、適正な位置にプリントができ作業効率も良いです。

  • DTFプリンターを使用したウェア

圧着作業もオペレータームラのない均一のクオリティ

  • フィルムが完成したら、あとは位置合わせを行いプレス機で熱をかけて熱転写するのみです。 初めての方でもできる作業のため、パートさんを雇って高生産を実現することも可能です。

  • 圧着作業もオペレータームラのない均一のクオリティ

繊維の最高峰水準エコテックスを取得 オペレーターもお客様も安心して使えます。

  • エコテックスとは、世界最高水準の安全な繊維製品の証です。

    エコテックス認証取得のインクはベビー服や、ペットウェアにも安心してお使いいただけます。
    またオペレーターの操作環境も配慮しており、快適な環境で作業が可能です。

 

DTFプリントが大量生産に向いている理由

DTFプリントはフィルムいっぱいに面付ができ高い生産性が見込める

  • 60cm幅対応のシェイカーはA3が2枚面付ができる大きさです。
    また、面付したデータはある程度一気にデータ送信ができるので、お客様ごとに複数依頼がきたものをまとめて作成して効率よく生産することができます。

DTFプリントは綿ポリエステルナイロンなど対応素材が幅広い

シルクであればインクを変えたり、ガーメントであれば前処理剤を変えたりと対応素材に合わせて様々なサプライ品を用意する必要があります。
DTFはパウダーとフィルムが同一のものを仕様可能なため、綿・ポリエステル・ナイロンなどの素材に対応が可能です。

用意する素材が少なく、コストも抑えられ、且つ入れ替える手間もないので作業時間の削減にも繋がります。

DTFプリンターは印刷・圧着後に即加工が可能

DTFのメリットとして、即日にすぐ加工ができる点も大きなメリットです。短納期の依頼にもすぐに対応ができ、スピーディな受注を受けることができます。

カストリ工程不要・製版工程不要

カッティングをしたことが分かる方ならゾッとするような細かいデータもDTFはフィルムをはがすだけでプリントができます。
こちらの画像のように微細・極小デザインや写真データにも対応している点がメリットの1つです。

カストリ工程不要・製版工程不要

DTFプリントシステムMUSE(TxF300ー75×CSDS8010ae)の設置スペースと作業スペース

  • DTFプリンターTxF150-75とTxF300-75の外形サイズは同じです。つまり、設置面積は同じでより高い生産性となります。

    また、600mm幅のシェイカーと800mm幅のシェイカーでも横幅は同じで長さが20cmの差しかないため、600mm幅の導入も800mm幅の導入も面積的には大きく遜色ありません。せっかく高い生産性がメリットのDTFを導入するのであれば、高い生産性を誇る最高スペックの物の導入をおすすめします。

    詳細の設置スペースはお客様の設置環境に合わせて営業担当が丁寧にヒアリングいたしますので、お気軽にお問合わせください。

    DTFプリントシステムMUSEとは 

  • 作業スペース
 

DTFプリンターの作品事例

  • 靴下への名入れ

    靴下

  • Tシャツ

    Tシャツ

  • スニーカー

    靴、スニーカー

  • パネル

    パネル

  • トートバッグ

    トートバッグ

  • パンツ、ズボン

    パンツ、ズボン

  • ジャケット

    ジャケット

  • 帽子、キャップ

    帽子、キャップ

  • バッグ、ポーチ

    バッグ、ポーチ

  • ネームタグ

    ネームタグ

業務用DTFプリンターはユーロポートにお任せください

DTFプリントのメリットについて理解は深まったでしょうか。
これらの点から、印刷業界で今最も注目度が高い印刷方式となります。

ユーロポートでは、導入実績多数の専門スタッフがお客様の用途を丁寧にお伺いし、最適な機種をご提案いたします。
また、弊社オリジナルDTFプリントシステムカスケードだけでなく、理想科学工業『Mr-1』、ローランドDG『BN-20D』、 ミマキ『TxF150-75』と、幅広いメーカーのDTFプリンターを取り扱っており各メーカーでの比較も可能です。
購入前のデモンストレーションやセミナー、購入後の使い方やアフターフォローも万全です。

ユーロポートならお客様に最適なDTFプリンター・DTFシェイカーのご紹介ができます。
サンプル作成も可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

DTFプリンターの商品一覧はこちら

デモンストレーション

デモンストレーション

ユーロポートでは、デモンストレーションが可能です。
実機が動いている様子を見て、印刷スピードや実際の大きさ、印刷品質をご自身の目でお確かめください。

また、遠方の方や、まとまって時間をとるのが難しい方は、「オンラインデモンストレーション」も可能です。ご自宅や職場からパソコンひとつでデモンストレーションをご覧いただくことができ、気になる点もその場で質問ができるので、スムーズに機種検討が行うことができます。

 デモンストレーションのお申し込みはこちら

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      リーズナブルで高品質なため、印刷業界で最も話題のシステムです。
      機械が全自動で作成するため、転写シートを高品質・低コストで作製できます。

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