はじめまして、ユーロポートの田川です。
大量生産に特化したDTFプリンターが各社から続々と発売されています。
少数精鋭で、無駄なコストや時間をかけたくない!なるだけ効率よく生産性を高めたい!そんな方にこそDTFプリントはおすすめです。
しかし、各社から一気にラインナップが増えたため、自社にあう機械を探すのは至難の業。せっかく導入するなら会社規模や目的に添う最適なDTFプリンターを導入していきたいですよね。
今回はそんな検討に役立つようなユーロポートのDTF最新情報をご紹介いたします。
この記事を読むとこのような悩みが解消されます。
最後までお読みいただけますと幸いです。
目次
DTFプリンターの選ぶポイント
さて、DTFプリンターと言いましても現在のDTF市場で注目されているポイントをご存じですか?
スピード、品質、安定性この3点が最も重要視されるポイントです。
高品質ですが、スピードが遅く高生産は見込めないプリンターと、スピードは速いですが、印刷品質が劣るプリンター。
もしくは、安定性は申し分ないが、スピード安定性に欠けてすぐにメカトラブルが発生してしまう…なんてことも。今、DTFプリンターに求められているものは、スピード>品質>安定性です。
また、お客様の要望として日々のデイリーメンテナンスや、インクの交換方法などのオペレーションに関しても着目する必要がございます。毎日使うものだからこそ長く安定して使いやすいモデルを選んでください。
2023年9月に発売されたDTFプリンターMUSE(ミューズ)とは
ユーロポートが株式会社ミマキエンジニアリング(Mimaki)と協業し、発売したDTFプリントシステム(プリンター[TxF300-75]+シェイカー[CSDS-6010ae/CSDS-8010ae]セット)です。
DTFプリントシステム『MUSEシリーズ』ニュースリリース
より詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
TxF150-75とTxF300-75の違いとは?
一番の違いは、ヘッド数が異なるため印刷スピードが変わってきます。
TxF300-75は2ヘッドあり、単純に片手か両手だと両手の方が作業が2倍捗るような印象です。それぞれの大きさや重さは変わらないので、単位面積あたりの生産性向上を考えるとハイスピードタイプのTxF300-75がおすすめです。
外装に関しては、おおむね同じですが、ロゴマークが異なります。
また、購入できる場所も限られており、TxF300-75はユーロポートのみ取り扱いがございます。他社からは購入ができない製品となっているのでご注意ください。
TxFシリーズ比較表
TxF150-75 | TxF300-75 | |
---|---|---|
ヘッド |
1ヘッド |
2ヘッド |
スピード |
720×720 10pass 2,6m²/h(LサイズTシャツ22枚/時) |
720 ×720 6pass 7,5m²/h(LサイズTシャツ66枚/時) |
プリント分解能 |
720dpi、1440dpi |
720dpi、1440dpi |
外形寸法 |
1,965(W)×700(D)×1,392(H)mm |
1,965(W)×700(D)×1,392(H)mm |
本体質量 |
126kg |
126kg |
購入できる場所 |
各社 |
ユーロポート限定シェイカーとセットのみ販売 |
MUSE6000とMUSE8000の違いとは?
付随するシェイカーの対応幅が異なります。
シェイカーはユーロポートのオリジナルシェイカー600mm幅のシェイカーであれば、「MUSE6000」、800mm幅のシェイカーであれば「MUSE8000」です。
TxFシリーズはこんな方に最適です
- 印刷スピードが速く、高い印刷品質のDTFプリンターをお求めの方
- 安定したDTFプリンターをお求めの方
- ある程度の機種の設置スペースや作業環境がある方
- 現在ミマキエンジニアリングの機械を使っている方(RIPが流用できるため)
- 受注に合わせて印刷モードを変えて効率よく受注を行いたい方
- 地方住みなどでもすぐにサポートや保守を受けれる体制が良い方
- お子様のウェア作成などエコテックス取得インクが条件で探している方
TxFシリーズの印刷品質/時間
RIPソフトもヘッドも同じなので印刷品質に差はございません。
TxFの方が、印刷設定を多く選ぶことができます。
今回はインクコストと時間まで合わせて出していきたいと思います。
濃色の場合 | インクコスト (1データの場合) |
印刷時間 (ヘッドスタートから ヘッド動き終わり) |
---|---|---|
300出力モード(PASS) |
・カラー:0.614cc ・ホワイト:2.212cc ・合計:2.826cc |
1分30秒 |
300出力モード(PASS) |
1分56秒 |
|
300出力モード(PASS) |
2分58秒 |
|
150出力モード(PASS) |
・カラー:0.810cc ・ホワイト:3.144cc ・合計:3.954cc |
2分17秒 |
150出力モード(PASS) |
2分56秒 |
|
150出力モード(PASS) |
4分53秒 |
TxFシリーズの安定性やサポート面について
世界のミマキエンジニアリング社ということもあり安定性が高いだけでなく、全国各地にサービスマンの拠点を設けているため、万が一の場合でもすぐに対応ができるため安心して導入いただけます。
もちろんユーロポートも最短で駆け付けたり、オンラインによる機械講習なども可能です。
ユーロポートでDTFプリントを導入するメリット
各社のDTFが一同に揃ってみることができるショールームは全国でユーロポートだけ!
ユーロポートで実機が見れるのはこちらの機種です。
高品質の資材が豊富
ユーロポートの検証は独自の検証を様々行っており、公的機関の厳しい検証を潜り抜けたもののみ販売しております。
導入前の相談から導入後のサポートまで一貫してサポート!
比較サンプル作成依頼受付中
気になる仕上がりが「お客様のご指定データ」で作成できます。 もちろん無料なので、気になる機種がございましたらお気軽にお問合わせください。
最後に
今回は、「TxF300-75とTxF150-75」について紹介しました。
検討するのも大切ですが、導入してこそはじまるウェアプリントビジネスです。色味やスピードを比較したい、サンプルを作成したい、実機を大きさや音を体感したいなどはお気軽にお問合わせください。