カッティングマシン「iCraft -アイクラフト-」にて、デザインソフトillustratorで作ったカットデータを使う方法をまとめました!
iCraftとは
小型カッティングマシン「iCraft -アイクラフト-」とは、ステッカーやオリジナルウェアなど、日常の『作りたい』を叶えるカッティングマシンです。
シンプルで簡単な操作性と、初めての方にも嬉しいお求めやすい価格が魅力となっています。詳しい値段やスペックは商品ページからご確認ください。
そんなiCraftの専用の無料ソフトが「LOKLiK IdeaStudio」です。詳しくは下記の記事で紹介していますのでそちらをご確認ください。
illustratorのデータの送り方
カッティングマシン「iCraft」の専用ソフト「LOKLiK IdeaStudio」では、データの作成とマシン本体へのデータ送信を行うことができます。
この専用ソフトでは現状illustrator(以下イラレ)から直接データを送るプラグインはございません。
ですがSVG形式のベクトルデータにすることでイラレにて作成したカットデータを使用できますので詳しく紹介していきます。
1. SVGデータとは
SVGデータとはベクターファイル形式(.svg)のこと!
イラレのデータ(.ai)はイラレがないと開けませんが、SVGデータはほとんどのブラウザやアプリで使えるオープンなファイル形式です。
画像ではなくパスの情報を維持したまま保存できます。イラレから「別名保存」で簡単にSVG形式に書き出すことができます。
2. SVGデータの書き出しの仕方
①イラレで作成したカットデータを開く
②「ファイル」メニューから「別名で保存」をクリック
③ファイル形式を「SVG」に設定する
④デフォルトの指定を選択する「SVGオプションを設定する」の画面が表示されますが、デフォルトの指定で問題ありません。
⑤保存して完了!
アウトライン化していない文字フォントがある場合は保存前にアウトライン化するか、SVGオプション設定画面で文字タブの「アウトラインに変換」を選んでください。
3. Idea StudioでのSVGデータの開き方
①カッティングマシン「iCraft」の専用ソフト「LOKLiK IdeaStudio」を開く
②キャンバス画面の左アイコンからアップロードを選択
③先ほど保存したSVG形式のファイルを開けば完了!
実際にカットしてみます♪
まとめ
イラレで作ったデータをカットしてステッカーが完成しました!
カッティングマシン「iCraft」は専用のソフトでもデータ作成ができますが本格的なデザインデータ作成としてイラレからでも簡単にデータを送信できました。
アイロンシートでオリジナルTシャツを作成したり、車のステッカーを作ったり…
イラレでデザインして印刷するように気軽に自動カットして楽しめます!トンボカットもできますのでダイカットのステッカー作りも簡単にできますよ!
ぜひカッティングマシンiCraftと共にイラレでものづくりを楽しんでみてください。