この記事は下記のような方におすすめです。
- オリジナルデザインでグッズを作り、ビジネス展開を考えている方
- すでにオリジナルグッズの生産は行っているが、さらに対応できる幅を増やしたい方
ビジネス拡大を考える企業向けに、業務用刺繍ミシンがオリジナルデザインのグッズ製造に最適です。
業務用刺繍ミシンを使用すると、ハンカチやバッグに限らず帽子や靴下など、さまざまなアイテムにオリジナルのデザインを簡単に刺繍できます。
しかし、いざ業務用の刺繍機を導入するとき、業務用刺繍機の選び方は何を基準にすべきかわかりづらいですよね。
今回は業務用刺繍ミシンの導入メリットやミシンを購入する際に重要なポイントをご紹介します。
目次
業務用刺繡ミシンと家庭用刺繡ミシンの機能比較
刺しゅうとは、多彩な縫い方や糸の密度を駆使して、文字や絵を表現する技術です。
刺繍は、文字や絵を表現するための技術です。システムとしての刺繍は、その独特の温かみや高級感が魅力で、生地に糸を縫い付けることで、立体的な仕上がりを実現します。洗濯をしても色落ちしないのも特長です。
業務用刺繍ミシンは、出来上がりのクオリティ、刺繍のスピード、そして作業効率を向上させる機能など、家庭用ミシンとは異なる特長があります。
現在は家庭用の刺しゅうミシンでも、豊富に刺しゅう模様や縫い模様が内蔵されているものや、厚めの生地に刺しゅうが可能なものなど、高機能で既製品に近いクオリティの物が作れるものも販売されています。
このように、ある程度のクオリティでも十分な趣味用途の場合は家庭用ミシンでも問題ありませんが、ビジネスとしてオリジナルデザインの商品を生産するのにはやはり専用の業務用ミシンがおすすめです。
業務用刺繡ミシンと家庭用刺繍ミシンの大きな違いは、出来上がりのクオリティ、刺しゅうを行うスピード、そして作業効率を上げる機能の有無などがあります。 また、職業用の刺繍ミシンは家庭用ミシンよりもパワーや耐久性があるので、刺繍可能な素材が多い事も人気の理由の一つです。
業務用刺繡ミシンがビジネスにおすすめの理由とは?
家庭用ミシンに物足りなさを感じる方や、ビジネスとして導入を検討している方には業務用の刺繍ミシンがオススメです。
では、具体的なおすすめポイントを見ていきましょう。
対応できる素材やサイズが多い
業務用刺繍ミシンには様々な大きさ、種類の刺繍枠が用意されています。刺繍枠を変更することで、刺繍の範囲や縫い付ける製品を変えることができます。例えば靴やカバン、帽子などへの既製品に刺繍をすることも可能です。
そのほかにも名入れなどの小さい範囲に刺しゅうできる「ネーム枠」や、逆に大きい範囲で刺繍をしたい時に必要な「縦長枠」、「ジャンボ枠」など、多様な枠のラインナップがそろっています。
一台の機械だけで自由に刺繍範囲を変えることができるのが魅力です。
簡単操作で作業者を選ばず運用できる
業務用刺しゅうミシンには、オリジナル図案をパソコンソフトで編集、そのデータを取り込み刺繍できる機能があり、自分だけのオリジナルの刺しゅうを簡単に作成できます。機械に内蔵されている文字のフォントも豊富で、デザイン性にも優れています。
もちろんコンピューター制御によって刺繍をしていくので、使い方さえマスターできれば作業者の器用さや経験に左右されることなく一定のクオリティを維持することが出来ます。複雑な図案でも簡単かつキレイに刺繍することが可能です。
ランニングコストが安い
刺繍ミシンを使用する際のランニングコストは糸と電気代のみです。
糸の種類にもよりますが、糸代はおよそ千針1円程度で10センチ角の刺繍をする際のコストは数円~数十円程度になり、低コストで高級感を演出することができます。
業務用刺繍ミシン導入前の比較ポイント5選
業務用刺繍ミシンを導入するのに確認するべきポイントを5つまとめました。
新しい製作を始めるにあたって、必要なミシンのスペックがどの程度なのかを整理しておくのは必要不可欠です。改めて導入について考えるきっかけにもなるので、何を買えばよいのか迷っている人もまずは以下をチェックしてみましょう。
1. 刺繍したい素材のサイズがどれくらいか? 刺繍枠のサイズや種類、最大縫製範囲
刺繍をする際に、刺繍枠に布や製品をセットする工程は手縫いや家庭用ミシンと同じです。業務用刺繡ミシンの場合、機械本体の大きさによってセット可能な刺繍枠の種類も変わってきます。
本格的な生産を行う場合や、広い範囲に刺しゅうしたい場合は大きなサイズを、逆に作業スペースに制限がある場合や、かつ狭い範囲にしか刺しゅうしない場合は小さい機種を選びましょう。
2. どのぐらいの作業のしやすさが必要か? 自動針穴糸通し機能、糸とおし機構の有無
搭載されている針の数は機種によって異なるものの、機械にセットされた針全部に糸を通す作業はかなり面倒です。
そこで自動針穴糸通し機能があれば、手作業をする必要無く糸を自動でセットすることが出来ます。
スムーズな作業のためにも自動針穴糸通し機能や糸とおし機構があるのか確認するようにしましょう。
3. 位置合わせ用のカメラ機能があるか?
刺繍を開始するポイントをセットする際、目視ではどうしてもずれてしまう事があります。
そこでカメラ機能があれば刺繍の正確な位置を指定したり、リアルタイムでイメージを確認したりしつつ微調整ができます。
目視ではできないバランスの調整により、刺繍がキレイに仕上がり、商品としてのクオリティを保つことが出来ます。
4. 刺繍枠の自動検知機能が付いているか?
刺繍枠に針が当たると折れて、その都度作業が止まるので作業効率が下がってしまいます。
刺繍枠自動検知機能が付いていれば、設置枠のままで刺しゅうできるかどうかを自動検知してくれるので、刺繍枠が針に当たって折れてしまうのを防ぐことが出来ます。
5. どのくらいの色数を使いたいのか? セット可能な針の本数
機種によってセット可能な針の本数が異なります。針の本数が多ければ複数色の糸を一度にセットでき、多色のデザインにも対応しやすくなります。
1針タイプでも複数色デザインに対応することは可能ですが、都度糸をセットしなおさなくてはならないため時間と手間がかかります。
6針タイプや10針タイプであれば、作業途中に機械を止めることなくスムーズにカラフルなデザインを再現することが出来ます。
ユーロポートで取り扱っているブラザーの刺繍ミシン一覧
さて、業務用刺繡ミシンの魅力が十分に伝わったところで、実際の業務用刺繡ミシンをご紹介します。
ユーロポートで取り扱っているのはブラザー(brother)社製の刺しゅう機です。
それぞれに特長がありますので、ここまででご紹介したポイントを抑えつつ、どのブラザー製刺繡機にするか選定するのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は業務用刺繡ミシンと家庭用ミシンの違い、そしてビジネス用途に業務用刺繡ミシンがおすすめな理由と、チェックするべきポイントを解説しました。
ユーロポートでは、家庭用でも使えるエントリーモデルから高性能な最新機種、その他必要なものも一度にまとめて取り揃えています。
さらに、担当のスタッフがお客様の状況を丁寧にヒアリングし、最も合う機種を選定する事も可能です。
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作家ケオラケオラ様 導入事例
実際にブラザー社製の刺繍ミシンを導入された方へのインタビューを行いました。
機種の選定理由やユーロポートを選んでくださった理由をご紹介しています。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。また、ブラザー刺しゅうミシンのデモ機があるショールームへご来場いただければ、その場で刺繍ミシンの使い方もご説明させていただきます。お客様が求める条件に合った機種をご提案します。