イベントや学校行事をはじめ、企業PRや販促グッズなどビジネスに活用する企業も増えているオリジナルTシャツですが、用途の多様化にともなって需要が高まってきています。
ここでは、ウェアプリントビジネスを始める際に知っておきたい、代表的なTシャツ作成方法をご紹介します。
アイロンプリントの基本
アイロンプリントは、デザインをカットしたアイロンシートを生地に圧着する方法です。この方法を使えば、お好みのデザインを簡単にTシャツにプリントできます。アイロンプリントには「カッティングマシン」を使う方法と「溶剤プリンター」を使う方法があります。
カッティングマシンと溶剤プリンターの違い
カッティングマシン
特長:デザインデータに基づいてアイロンシートを自動でカットする機械です。
メリット:初心者でも扱いやすく、比較的安価です。単色デザインに適しています。
デメリット:フルカラーデザインは対応できません。
溶剤プリンター
特長:アイロンシートにフルカラーデザインを印刷できるプリンターです。
メリット:グラデーションや写真表現が可能です。一度に複数のデザインを印刷できるため生産性も高いです。
おすすめ:これからウェアプリントビジネスを始めたい方、カッティングマシンからのステップアップを考えている方に最適です。
この記事では、フルカラー印刷に対応した溶剤プリンターの印刷手順をご紹介します。
ウェアプリントビジネスを始める際や溶剤プリンターへのステップアップを考える際の参考にしてください!
溶剤プリンターを使用したオリジナルTシャツの作り方
今回は溶剤プリンター「BN2-20」を使用してアイロンシートでのTシャツ作成を行います。印刷するところ以外はカッティングマシンを使用する場合と同じ手順なので、だれでも簡単にオリジナルのTシャツを作ることができます。
①作成したデータを専用ソフトに取り込んで印刷
溶剤プリンター「BN2-20」の専用ソフト「Versa Works」を起動して、作成したデータを取り込みます。写真データや、イラストレーターで作成したデータも拡張子を変更することで使用することができます。直感的な操作が可能なので覚えやすく、初めて溶剤プリンターを導入する方でも安心してお使いいただけます。
BN2-20はプリント&カット機能の溶剤プリンターなので、データ上でプリントデータとカットデータを分けておくことで、取り込んだデータをもとに自動でプリントからカットまでを行ってくれます。
②余分な部分をカス取りする
カット機能によって切込みが入っているので、その切込みに従って余分な部分のカス取りを行います。
③アプリケーションシートに転写
アプリケーションシートに転写することで離れているカット部分もデザインを崩さずTシャツにプリントすることが出来ます。
アプリケーションシートは自分で貼ることもできますが、ラミネーターを使うことでより簡単で、美しく作業することができます。
④印刷したい位置にセットしてプレス機で圧着
印刷したい位置にシートをセットし、プレス機で圧着します。冷ましてからシートを剥がし、仕上げで再びプレスを行います。
Tシャツが完成しました!複雑な作業はないので、だれでも簡単にオリジナルTシャツを作成することができますね!
フルカラーTシャツ作りは溶剤プリンターBN2-20
溶剤プリンターを活用することで、フルカラーのTシャツを作ることができます。溶剤プリンターを使用すれば、カッティングマシンでは不可能だった写真表現やグラデーションのデザインもプリントできます。
学校行事、イベント、展示会などの様々な場面で活躍するオリジナルTシャツ。
溶剤プリンターを導入することで幅広い表現が可能となり、多様なニーズに応えることができます。初めてフルカラーでのアイロンプリントに挑戦する方、カッティングマシン、トナーからステップアップしたい方には溶剤プリンター「BN2-20」がおすすめです。
プリント&カット機能が搭載されているだけでなく、初心者の方でも簡単に操作できる機種として選ばれています。
今回使用した機種
溶剤プリンターを導入するならユーロポート
ユーロポートでは溶剤プリンターを取り扱っています。
アイロンシートについても、撥水に対応したものや伸縮性に優れたもの、光が当たると反射するものなど多数ご用意しています。弊社のショールームでは溶剤プリンターを展示しています。デモンストレーションも実施していますので、実機をご覧になりたい方はお気軽にお問い合わせください。遠方でご来社いただくのが困難なお客様へはオンラインでのデモンストレーションも行っております。
また、ユーロポートでは機械の導入支援として補助金やリース契約のサポートを行っております。
「溶剤プリンターの導入を考えているけど費用面が心配。」と不安な方は、まずはご相談ください!